江戸時代にあった! 地味に恥ずかしい刑罰とは?

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江戸時代にあった! 地味に恥ずかしい刑罰とは?

2015.08.19

提供元:マイナビ進学編集部

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江戸時代にあった! 地味に恥ずかしい刑罰とは?

この記事をまとめると

  • 江戸時代には、役所で叱られる「叱り」という刑罰があった
  • そのほかにも、「自宅謹慎」や「切腹」も、江戸時代ならではの刑罰だった
  • 時代ごとに変わる刑罰や法律について研究するのが、「法学」という学問

高校生が受けているアレも、昔は刑罰だった?

私たちが生活している社会には、「法律」というルールがあります。その法律を破ってしまえば、なんらかの刑罰を科せられるのが、世の中の仕組み。そうやって、平和な社会を維持しています。

となると、当然ながら刑罰は「人が嫌がること」でなければなりません。もしも簡単な刑罰だったら、「そんな刑罰へっちゃらだよ」となり、意味がなくなってしまうのです。

そこで昔から現在に至るまでに、さまざまな刑罰が行われてきました。その中には、「え、そんな刑罰があったの?」と、現在では考えられないようなものもあります。例えば、江戸時代にあった刑罰の一つ、「叱り」。もしかしたらこれに親しみが湧く人もいるかもしれない、変わった刑罰です。

呼び出されて叱られたり、自宅謹慎させられたり……

叱りとは、悪いことをした人が役所に呼び出され、奉行(ぶぎょう)や代官といった身分の高い役人から叱られること。そう、まさに職員室に呼び出されて、先生に叱られるのと同じなのですが、江戸時代ではこれも立派な刑罰でした。

といっても、叱りは刑罰の中ではもっとも軽いもので、とても小さな犯罪(軽犯罪)に適用されたといいます。それでも、役所のようなところで叱られるのはとても恥ずかしい行為であるため、刑罰としての効果を持っていました。なお、軽犯罪の中でも少し重い罪には、叱りよりもキツく叱られる、「急度叱り」というランクアップした刑罰もありました。

ほかにも、今では考えられない刑罰が江戸時代にはありました。例えば、歴史を勉強していると「島流し」という言葉がよく聞かれますが、これは「遠島(えんとう)」という刑罰の一つ。江戸から遠く離れた島に送られて、そこで暮らすよう命じられたのでした。

それ以外にも「一定の期間、自宅から出てはいけない」という、いわゆる「自宅謹慎」にあたる刑罰もありました。とはいえ、江戸時代の謹慎ルールは徹底しており、自宅の門や戸を閉鎖し、人の出入りが禁止されるうえに、1回につき30日間の謹慎が課せられたといいますから、高校生が罰で受ける自宅謹慎とは大きな違いです。ただ、罪の程度によってその期間が変わったり、「夜のみ外出可能、ただし目立たないように」と制限が設けられたりすることもあったようです。

江戸時代の刑罰で皆さんが良く知っているのは、恐らく「切腹」だと思います。切腹は刑罰の中でも武士にのみ使われていたもので、「罪を認め、自分で自分を裁く」という、武士が自分の面目を保つための刑罰でした。当時、人を裁くことができたのは武士だけだったので、「自分で自分を裁く」切腹は、他の身分の罪人には適応できない刑罰だったのです。

法学で、よりよい法律と刑罰を考える

罪を犯した人に科せられる刑罰は、時代ごとに変わるものや残り続けるものなどさまざま。刑罰だけでなく、法律自体も、何がセーフで何がアウトなのか、古いものを守り続けるだけでなく、時代の変化に対応して変わっていかなければいけません。近年ではインターネットでの犯罪が増えたことによって、今までにはなかった新しい犯罪を罰するための法律の整備が急いで進められています。

そのような法律や刑罰について考え、もっとも良い形を探していく学問が法学。良い社会を作るために、欠かせない分野です。社会のために、どんな法律と刑罰があるべきなのか。法学という分野で研究してみるのも大切な経験になるでしょう。

この記事のテーマ
法律・政治」を解説

国家は通常、多数の国民によって構成されています。それぞれ考え方が異なる国民をひとつの国家としてまとめようと考えれば、法律によって義務や権利を定め、政治(行政)によってそれらをきちんと運用していくことが必要になります。歴史上、多くの国家がこうしたことを目指し、あるものは成功してあるものは失敗してきました。どのようなときにあっても、道しるべとなるべき法曹家や政治家や評論家などの専門職は不可欠です。

「法律・政治」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「法学」
はこんな学問です

法学の研究領域は広い。憲法、民法、刑法に刑事・民事の両訴訟法と商法(大部分は会社法に移行)を合わせて六法と呼ぶが、これらは重要な法律のごく一部にすぎない。法学では、限りなく追加されていく法律を覚えるのではなく、それらの法律が生み出される原理と法律を活用して社会問題を解決するための思考法を学ぶ。また、法律は時代や社会制度とも密接に関係しており、社会問題についての最新情報も常にアップデートしておく必要がある。

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