豪雪地帯の北海道なのに、平らな屋根の家もあるってホント?

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豪雪地帯の北海道なのに、平らな屋根の家もあるってホント?

2015.08.18

提供元:マイナビ進学編集部

豪雪地帯の北海道なのに、平らな屋根の家もあるってホント?

この記事をまとめると

  • 豪雪地帯には、傾斜がついた屋根ではなく、平らな屋根の家もある
  • 積もった雪が自然に雪解け水になって流れるような構造になっている
  • 地域ごとに違う、住みやすさを考えることは建築家の役目の一つ

豪雪地帯に住む人たちの住宅事情って?

北海道や東北地方などの北国では、冬になると豪雪に見舞われることが非常に多くあります。テレビのニュースなどで大雪に覆われた光景を見ると、きっと雪下ろしをするのにとても苦労しているんだろうなあ……と想像することもあるかもしれません。

雪は、もちろんそこに住む人々の家にも影響があります。大量の雪が屋根にどんどん降り積もれば、家は雪の重みに耐えられず損傷し、崩壊してしまうことも考えられるからです。そこで豪雪地帯では、家の屋根を急な角度の三角屋根にすることで、雪が屋根の上に留まることを防ぐなどして対処しています。

しかし最近では、豪雪地帯にもかかわらず、大量の雪が積もってしまいそうな、平らな屋根になっている家も見られるようになったといいます。一体どういうことなのでしょうか?

雪おろしを不要にするために、あえて屋根を平らにしている

北海道や東北の家には、雪おろしを不要にする「無落雪建築」が普及してきていますが、その中にあえて屋根を平らにしている家があります。これは、屋根に雪を乗せたまま、自然に解けるのを待つなどして処理することができる住宅の建築方式の一つです。

屋根を平らにした無落雪建築の建物は「ルーフフラット方式」と呼ばれており、平らな屋根に雪をため、積もった雪を地上へ落とさないのが大きな特徴です。屋根に急な傾斜があると、雪が滑り落ちてくることがあるため、その家の住人や近所の人々を危険にさらすことがありますが、無落雪建築は文字通り、屋根から雪を落とさないように設計されています。これなら、屋根の下に落ちた雪を片付ける作業も減り、雪国にとって大きな悩みである雪かきの負担が少なくなるというわけです。

こうした無落雪屋根は、積雪期間に降り積もる雪の量・重さに耐え得る設計が基本となっており、雪の重さにより屋根が壊れてしまうことを防いでいます。ただし、あまりにも積雪が多い場合は屋上にのぼって雪下ろしをする必要もあります。

住みやすさについて考えるのが、建築家の役目の一つ

無落雪屋根の中で「スノーダクト方式」と呼ばれるものは、自然に雪解けした水を下へ落とす排水溝が確保されており、雪が落ちてくることも、解けた水が大量に落下してくるようなこともありません。また最近では、電気により雪を解かすタイプの屋根も生まれています。

このような、地域に適した、住みやすい住宅づくりを行うには、建築家の存在は欠かすことができません。住んでいる地域ごとに、そこに住む人々が住みやすくするための工夫はさまざまな方法があり、そうした住民の視点で建物の構造を考えるのが建築家の役目の一つです。

「家をこうすれば、もっと暮らしやすいのでは」と想像することが好きな人は、建築家という仕事について知識を深めてみてはいかがでしょうか。

この記事のテーマ
建築・土木・インテリア」を解説

建築や土木に関する技術を中心に学ぶ分野と、インテリアコーディネイトなどデザインを中心に学ぶ分野の2つに大きく分かれます。資格取得のために学ぶことは、建築やインテリアの設計やプランニングに必要な専門知識、CADの使い方などが中心です。どちらの分野も依頼主の要望を具体化できる幅広い知識とコミュニケーション能力も求められます。

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