早起きの習慣づけで志望校合格まっしぐら! 生活リズムって大事だった!
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この記事をまとめると
- 朝型の生活スタイルが脳にいいのはなぜ?
- 朝は脳にゆとりがあり、暗記や想像力が必要な作業に適している
- 早起きしたければ、逆算力を鍛えて、早く就寝するべし!
朝型の人は学習効率だけでなく、人生で成功できる確率も高くなる?
皆さんは朝型ですか? それとも夜型ですか?
学校の先生や、予備校の先生たちからも、「受験勉強に備えて朝型の生活にしていきましょう」といった注意をされているかもしれませんが、実はこのアドバイス、単なるお説教ではなくて、脳の仕組みや成功者の理論に基づいた、正しい学習方法なんですよ!
朝に勉強すると、どうして学習効率が高くなるのか?
分かりやすくご紹介していきましょう。
寝起き直後の脳は、暗記学習にピッタリな状態らしい!
あなたにも経験があると思うのですが、夜遅くまで勉強していると、眠さや疲れのせいで集中力が続かなかったり、問題集の内容や暗記したい内容が、頭に入ってきにくくなりますよね?
これは、身体が疲れているだけでなく、脳の容量が満タンになってしまい、新しい知識を受けつけていない状態に陥っているからなのです。
そもそも私たちが学習したり、暗記した内容は、脳の中の「海馬」という場所に収められます。ここにインプットされた知識は、睡眠中、重要度順に並び替えられたり、不要な知識を消去したりと、脳が勝手に整理整頓してくれているのです。
つまり、寝起き直後の脳は、知識が整理されている上に、脳に空き容量ができている状態だということ!
海馬がパンパンで、散らかっている夜に比べて、朝に勉強をすると、同じ勉強量でも、格段に学習効率を上げることができるというわけなのです。
早起きするために、早く寝るスキルを磨こう!
「でも、自分は早起きが苦手だから……」と思ったあなたも、大丈夫!
夜型の人はたいてい、朝起きれないと言いますが、その原因は“睡眠時間が足りていないだけ”の可能性が高いのです。
例えばあなたの昨日一日を振り返ってみて、無駄だなと思う時間は、どれくらい見つかりましたか?
目的もなくスマホを見ていた時間や、横になっていた時間をなくせば、数時間早く、布団に入ることができるのではないでしょうか?
早起きするには、早く寝ることが第一条件。
そして早く寝るには“何時までに何をし終える”という逆算力が不可欠です。
「11時に寝るために、10時にはお風呂、9時までには宿題を終える」というふうに、ゴールを設定し、そこから逆算して段取りを組めるようになれば、早起きできるし、学習効率も上がるし、ひいては、人生においても、自分の目標や夢に近づける確率が高まるといえるのではないでしょうか。
それでも、早起きに不安があるという人は、“早起きに楽しみを付け加える”という方法がおススメですよ。例えば、自分の得意科目の勉強をしたり、早起きした分、ゆっくり朝食を楽しんだり。気持ちにゆとりを持たせる時間として使うだけでも、十分、受験勉強を続けるための活力になるはず!
受験勉強ってその真っ只中にいるときは、辛いな、たいへんだなと暗くなってしまいがちですが、長い目で見ると、勉強のためだけに、一日の時間を使えるのは、この1~1年半だけなのです。
将来の自分にきっと役立つ大切な「投資の時間」ともいえます。
ぜひ無駄のない過ごし方をしてくださいね。