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話題の「ユーグレナ」が生まれた理由、知ってる?

2015.08.12

提供元:マイナビ進学編集部

話題の「ユーグレナ」が生まれた理由、知ってる?

この記事をまとめると

  • 小学校の理科の時間に習ったミドリムシがスーパーフード!?
  • 動物と植物両方の栄養素を併せ持つユーグレナ
  • 「世界の食料事情の解決」が開発の発端だった

「ユーグレナ」って理科で勉強したアレだった!?

ユーグレナという名前。テレビや新聞などで見たり聞いたりしたことがある人は多いと思います。

もう少し知っている人は、「ミドリムシ」という言葉が思い浮かぶかもしれません。そう、ユーグレナは、和名を「ミドリムシ」という単細胞生物。小学校の理科の授業で勉強した記憶のある人もいるでしょう。

ユーグレナは、0.05mmほどの大きさで、池や水田など淡水に生息しています。驚くべきはその生物学上の分類です。なんと植物としては藻で、動物としては原生動物。世界でただ一つ、植物と動物の両方に分類される生物なのです。さらにこのミドリムシ、びっくりするような可能性を秘めています。

動物と植物の両方の両方の栄養素を備えている

ミドリムシ、つまりユーグレナは豊富な栄養素を含有するスーパーフードでもあるのです。
栄養素はなんと59種類。植物と動物両方の性質を備えていることから、野菜に多く含まれるビタミンやミネラルなどのほか、魚に多く含まれる栄養成分、DHA、EPAなども含んでいます。
外食が多かったり、ファストフードやコンビニの出来合いの食品をとることが多くはないですか。そんな、栄養バランスの偏った人にはまさにうってつけの食品だといえます。

現在ユーグレナは、その名も「株式会社ユーグレナ」が研究開発、生産管理、品質管理、販売等を担っています。ユーグレナ開発のきっかけとなったのは、同社の出雲充氏社長が学生時代バングラディシュを訪れ、貧しく、食料不足にあえぐ人々の姿をまのあたりにしたことでした。

発端は「世界の飢餓問題を解決したい!」という思い

出雲社長は訪れたバングラディシュにおいて、世界の貧困や栄養事情を解決したいと思い立ちます。

その後、当時在籍していた東京大学農学部で、学友の一人から「ミドリムシ(学名:ユーグレナ)」の可能性を聞かされミドリムシが高い栄養素を含有することを知り、「食料問題」や「環境問題」を解決する力を秘めているかもしれない、と発想しました。
そして大学院時代に機能性食品販売会社の社長と出会い、2005年に株式会社ユーグレナを設立したのです。

同じ年の12月には大学の研究室や提携企業との連携のもと、世界で初めてミドリムシの屋外大量培養に成功。次つぎと機能性食品や化粧品の開発を手がけていきました。
さらに今、ユーグレナは含有成分がジェット燃料に適した炭素構造を持っており、次世代型燃料の原料としても注目されています。
また、二酸化炭素を大量に吸収することから、地球温暖化防止への期待も高まっています。

一人の学生の抱いた「食料問題を解決したい」との思いが、専門を異にする仲間の結集によって、地球規模の課題解決につながる研究開発・事業に発展していったのです。

この記事のテーマ
環境・自然・バイオ」を解説

エネルギーの安定供給や環境問題の解決など、自然や環境を調査・研究し、人の未来や暮らしをサポートする仕事につながります。また、自然ガイドなど、海や山の素晴らしさと安全なレジャーを多くの人に伝える仕事もあります。それぞれ高い専門性が求められる職業に応じて、専門知識や技術を学び、カリキュラムによっては資格取得や検定も目指します。

「環境・自然・バイオ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「バイオ技術者」
はこんな仕事です

科学的に生命現象を解明するバイオテクノロジーを使って、医療・保健衛生・食料生産・環境保全など、さまざまな分野へ貢献できる製品を研究・開発する仕事。大学の研究室をはじめ、製薬会社や食品会社などの研究部門のほか、公的な研究機関などで働くことが多い。バイオテクノロジーの研究成果として有名なものが、再生医療への応用が期待される細胞で、医療面では新薬の開発などにもバイオテクノロジーが使われる。ほかにも、農作物の品種改良や微生物を利用した環境保全など、多岐にわたる分野で研究が進められる。

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