明治維新を支えた京美人も! 歴史上の美女5選!

この記事をまとめると
- 近代にも、歴史に影響を及ぼすほどの美女たちがいる
- 美貌だけでなく、その人生も情熱的でドラマチック
- 政治や芸術の世界で、偉人たちを支える一面も
その1:アメリカを代表したファーストレディー ジャクリーン・ケネディ
第35代アメリカ大統領のジョン・F・ケネディの妻ジャクリーン。元新聞記者であったジャクリーンは、その知性で夫の活躍を陰から支え、ケネディは大統領に選ばれます。31歳という若さで大統領夫人としてテレビや新聞をはじめとしたメディアに登場し、そのファッションが流行になるほどに。ケネディの浮気相手マリリン・モンローとも堂々と渡りあうなど、凛とした才女としてのエピソードも有名です。
その2:モナコ公国妃になったハリウッド女優 グレース・ケリー
オードリー・ヘプバーンらと並んで1950~60年代のアメリカ映画界を代表する女優グレース・ケリー。巨匠と呼ばれる映画監督の作品に多数出演し、1954年にアカデミー主演女優賞を受賞します。そんな人気絶頂の中、なんとヨーロッパのモナコ公国の大公と結婚し、一国の妃になったのです。この華麗なる転身は、20世紀最大のシンデレラストーリーと騒がれました。
その3:激情を生きた画家 フリーダ・カーロ
眉毛がつながっている自画像が印象的な個性派美女フリーダ・カーロ。1907年生まれのフリーダは、事故で体に障害を負いながらも、ほとばしる情熱と才能で多くの人を惹きつけた、メキシコを代表する現代画家です。21歳年上の画家、ディエゴ・リベラとは夫婦であり同志でもある激しくも深い関係であったなど、数々の芸術家や革命家との恋愛経験が豊富でした。激情に生きた自身の内面を表現した作品が、今も見る人の心をつかんでいます。
その4:明治維新を陰で支えた藩士の妻 木戸松子
明治維新の中心人物・木戸孝允(桂小五郎)の妻・松子は、もとは京都の人気芸者で、木戸が、他の客と張り合った末に付き合うことができたという美女でした。気丈で行動力があった松子は、当時の幕府から命を狙われている木戸を何度もかくまうなどして助け、結果、木戸は新政府樹立の立役者として活躍しました。明治維新の活動家たちを支えた芸者は松子だけではなく、彼女たちは陰ながら時代を変えた存在ともいえるようです。
その5:ピカソも惚れた女優 川上貞奴
明治時代、日本の女優第一号と言われていた川上貞奴。アメリカやヨーロッパでも活躍し、その日本人独特の美しさと確かな演技力から、ピカソやロダンなど芸術家までもとりこにしました。貞奴にすっかり魅了されたピカソは、自身の絵のモデルに選んだほどです。女優の第一線を退いてからは、劇団・帝国女優養成所を設立し、次世代の女優育成にも貢献しました。
「歴史の陰に女あり」と言われることがあるように、文学や歴史を学ぶと、テレビドラマよりも激情的な、美女たちの興味深い人生や生き方にたくさん触れることができるのではないでしょうか。
この記事のテーマ
「文学・歴史・地理」を解説
文学は人々の暮らしや感情の変化などについて、文章表現をもとに考える学問です。文献を読み解きながら比較して、人のあり方や社会について研究します。地理学や歴史学は、地形や気候、歴史的事実や遺物・遺跡などの手がかりをもとに、私たちの生活や文化・経済活動などについて、その成り立ちから考えていきます。
この記事で取り上げた
「歴史学」
はこんな学問です
歴史学とは、対象とする大陸・国・地域などにおいて、過去に起こった物事を取り上げ、当時それがどのような意味を持っていたのかを、残された物や建造物、文書などから研究する学問である。ただ、資料を正確に読み取るだけではなく、事実かどうかを疑い、踏み込んで検証する批判的視点も重要である。歴史学の基本的なラインナップには、日本史、東洋史、西洋史、考古学がある。また、政治制度・経済活動・芸術文化・信仰宗教などに特化した考察も行う。
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