テストコースを時速200kmで疾走するクルマ。だれが運転しているの?

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テストコースを時速200kmで疾走するクルマ。だれが運転しているの?

2015.08.04

提供元:マイナビ進学編集部

テストコースを時速200kmで疾走するクルマ。だれが運転しているの?

設計図に基づいてクルマを作ってもすぐには販売できません。設計に間違いはないか、部品は正しくできているか、期待した性能を発揮しているかなど、実際にクルマを走らせる、テスト走行が必要です。今回はテストドライバーの仕事を紹介します。

この記事をまとめると

  • クルマのテストドライバーには普通のサラリーマンとプロのドライバーがいるらしい
  • クルマの仕組みや部品、トラブルについて熟知していなければテストドライバーにはなれない
  • プロになりたいならまずテストドライバーから実績を積むべし

サラリーマンでもテストドライバーになれる!?

2015年、F1レースの世界に日本の自動車メーカーであるホンダが再参加することで話題になりました。自動車レースに参戦するにはマシンの開発から走行テストまで、さまざまな過程を経なければなりません。この走行テストは「テストドライバー」という人が行っています。レースで戦うドライバーではないテストドライバーとはどのような職業なのでしょうか?

実は、テストドライバーには2種類あります。技術開発に携わるドライバーと、レースのテスト走行を行うドライバーです。技術開発のドライバーは市販される新しい車に乗って、ブレーキの効き具合やどれぐらいまでスピードが出るかなどについてテストします。この場合、テストを行うのは自動車メーカーなどの企業に勤める技術者の社員(サラリーマン)になります。

しかし、テスト走行専属で雇われるドライバーはサラリーマンではなくプロのレーサーであることが多いです。例えば、F1レースなどでは実際にレースに出場するドライバー以外に「リザーブドライバー」という人がいます。リザーブドライバーは、レースに出場するレギュラードライバーに何かあったときのための補欠の役割だけでなく、マシンの調整やコース状況をテストするテストドライバーを兼ねていることもあります。

ドライバーでありながらクルマの仕組みや部品のプロ

テストドライバーは単に車を運転するだけの仕事ではありません。走行を通して設計に間違いはないか、部品は正しくできているか、期待した性能を発揮しているかなどのデータ解析を行っています。そのため、車の運転がうまいだけではなく、車の仕組みや部品に関して専門的な知識を持っていなければなりません。

また、テストドライバーはテスト計画を理解し、さまざまな条件、方法で走行します。そのため、ドライビングに対する鋭い感覚を持ち、車に異常があればすぐに体で感じ取ることができることが大切です。市販車ならば安全性はもちろん、乗り心地などの快適性も考慮しながらテストしますし、レーシングカーならば安全性とスピード、大会のマシン開発規則などを考慮しながらマシンを仕上げなければなりません。このように、2種類のテストドライバーは、それぞれ異なる方向性の車を作り上げるために必要な仕事だといえます。

経験と実績次第でキャリアアップも

ではテストドライバーになるにはどうしたらいいのでしょうか。技術開発に携わる企業のドライバーになるには、工業高校などで理系の勉強を学び、自動車メーカーの技術開発部門に入社することが第一歩になるでしょう。

対して、レースのテスト走行も行うリザーブドライバーの多くは、プロのレーサーとしてゆくゆくは本レースに出場することを目指しています。プロのレーサーとして経験を積んでいくうちに、リザーブドライバーになるチャンスがでてきます。そして、リザーブドライバーとして、テスト走行や緊急の本戦への参加でレギュラードライバーよりいいタイムを出すことができれば、今度は自分がレギュラードライバーとしてチームに呼ばれることもあります。または、プロドライバーとしての実績を積めば、自動車メーカーやチームから直々にオファーが来ることもあるでしょう。

テストドライバーといえども、運転テクニックだけではなく技術や機械などの専門分野に精通していることが求められます。プロドライバーを夢見る人は、車のシートだけではなく机に向かって勉強することも必要でしょう。

この記事のテーマ
自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙」を解説

陸・海・空の交通や物流に関わるスキルを学びます。自動車、飛行機、船舶、鉄道車両などの整備・保守や設計・開発、製造ラインや安全の管理、乗客サービスなど、身につけるべき知識や技術は職業によってさまざまで、特定の資格が求められる職業も多数あります。宇宙については、気象観測や通信を支える衛星に関わる仕事の技術などを学びます。

「自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「そのほかの自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙系の職業」
はこんな仕事です

陸、海、空、そして宇宙という人間を取り巻くすべての空間に運輸機としての乗り物が活躍しているのが現代社会だ。なかでも身近なのは自動車と鉄道かもしれない。自家用車がなくても車両を使うことのできるレンタカー店スタッフ、ガソリンスタンドのスタッフなど、自動車好きならやりがいのある仕事は多々ある。また、鉄道業界であれば、車掌や駅員なども鉄道に関わる重要な仕事だ。車掌になるには、まずは鉄道会社に入社して駅員として数年勤務した後、社内の試験を受けて登用されるのが一般的。

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