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京都で開発された新しい野菜があるって知ってた?

2015.07.27

提供元:マイナビ進学編集部

京都で開発された新しい野菜があるって知ってた?

この記事をまとめると

  • 京都で新しい野菜「新・京野菜」が開発された
  • 新・京野菜はバイオ技術を生かして品質改良されたもので、環境に優しい栽培法でつくられる
  • バイオ技術者は食品だけでなくさまざまな分野で活躍している

京都産の新品種「新・京野菜」の開発に成功!

みなさんが普段の食事で食べている野菜。日本では全国で野菜づくりが行われていますが、つくる地域によってさまざまな特色があります。

京都府でつくられる「京野菜」は、良質な水と豊かな土壌で育てられる質の良い野菜です。カブのような丸い形をした甘い聖護院大根や柔らかい食感の賀茂ナス、しま模様の入った海老芋(えびいも)などたくさんの種類があります。京野菜は他の野菜に比べると値段がやや高めですが、それでも新鮮でおいしい京野菜は全国的に高い人気を誇っています。

そんな京野菜をさらに上回る「新・京野菜」が、生産者と京都学園大学・バイオ環境学部の学生、バイオ環境デザイン学科の矢澤進教授の協力によって開発されたそうです。一体どんな野菜なのでしょうか?

新・京野菜ってどんな野菜?

新・京野菜は、冬は寒さが厳しく、夏もうだるような暑さという京都の気候風土に合うよう品種改良された野菜です。

普通、トマトの花粉は低温に弱く、冬は暖房をつけなければ実がつきません。しかし、新・京野菜の種なしトマト「冬実ちゃん」は受粉しなくても実がつくので、厳しい冬でも暖房をつける必要がありません。そのため、栽培にかかるコストを大幅に削減することができます。

他の野菜ができにくい3月中旬から5月中旬にかけて旬を迎える「京ラフラン」は、大根とキャベツ、コールラビを掛け合わせた野菜です。病気に強く、農薬も少なくて済む特徴があり、栽培の手間がかからないのは生産者にとってうれしいところ。栄養価が高く、カルシウムがホウレンソウの1.7倍、ビタミンB6は1.6倍も含まれています。

他にも、葉野菜の「京唐菜(きょうとうな)」やササゲの「さや葉月」といった夏に強い野菜や、着果を促すホルモン処理が不要で環境にやさしい栽培法のミニトマト「京てまり」などさまざまな品種がつくられていて、京都市内のスーパーや道の駅で売られています。

バイオ技術者によって未来が変わるかもしれない

こうして野菜や草花、果樹などを、生物の生命力を利用したバイオテクノロジーによって品質改良する技術者のことを、バイオ技術者と呼びます。バイオ技術者は、食品だけでなく、医薬品や繊維、化学、電気工業などさまざまな分野で活躍しています。

バイオ技術を使って品質改良や遺伝子組み換えをするメリットはあまり知られていませんが、実は人間にとって便利になるだけでなく、自然環境やエネルギーなど、限られた資源を守る役割もあります。新・京野菜のように、野菜の栽培に暖房や強い農薬を使わなくて済むようになれば、環境保護につながりますよね。

バイオ技術は日々進化しています。研究が進んでいけば、がんやエイズの特効薬を開発したり、砂漠で野菜を育てられるようになったりと、今では夢のようなことが近い将来実現するかもしれません。バイオテクノロジーは無限の可能性を秘めていて、その可能性を開拓していくのがバイオ技術者なのです。

この記事のテーマ
環境・自然・バイオ」を解説

エネルギーの安定供給や環境問題の解決など、自然や環境を調査・研究し、人の未来や暮らしをサポートする仕事につながります。また、自然ガイドなど、海や山の素晴らしさと安全なレジャーを多くの人に伝える仕事もあります。それぞれ高い専門性が求められる職業に応じて、専門知識や技術を学び、カリキュラムによっては資格取得や検定も目指します。

「環境・自然・バイオ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「バイオ技術者」
はこんな仕事です

科学的に生命現象を解明するバイオテクノロジーを使って、医療・保健衛生・食料生産・環境保全など、さまざまな分野へ貢献できる製品を研究・開発する仕事。大学の研究室をはじめ、製薬会社や食品会社などの研究部門のほか、公的な研究機関などで働くことが多い。バイオテクノロジーの研究成果として有名なものが、再生医療への応用が期待される細胞で、医療面では新薬の開発などにもバイオテクノロジーが使われる。ほかにも、農作物の品種改良や微生物を利用した環境保全など、多岐にわたる分野で研究が進められる。

「バイオ技術者」について詳しく見る