体に石を並べるエステがあるってホント?
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この記事をまとめると
- 温めた石を体に並べる「ストーンセラピー」というエステがある
- 石で体を温めることによってリラックス効果や美容効果がある
- 民間資格がなくても、スキルを身につければストーンセラピストになれる
今、人気のちょっと変わったマッサージって?
部活やテスト前の勉強がハードだったりすると、どっと体が疲れることってありませんか? そんなときは友だちや家族にマッサージをしてもらって、体をリフレッシュさせたくなりますよね。
マッサージといえば、手で体を揉(も)みほぐしてくれることをイメージしますが、最近は一風変わったマッサージ方法も登場しています。その一つが、大人の女性の間で人気の「ストーンセラピー」です。
癒やし効果抜群のあったか~い「石」
ストーンセラピーとは、約45℃に温められた大小さまざまな石を体の各部位に置いて、体を温めたり、石を動かしてオイルマッサージを行ったりするリラクゼーションセラピーです。石で体が温められることで血行が良くなり、ストレスや緊張で凝り固まった筋肉の緊張を和らげる効果があります。さらに、代謝を高めて冷えや凝り、むくみの改善など、女性にうれしい美容効果もたくさんあります。
ストーンセラピーには、一般的に火山岩の一種である玄武岩が使われる場合がほとんど。玄武岩は一度温めると冷めにくく、遠赤外線を発します。遠赤外線には体を芯から温める効果があるので、ストーンセラピーには最も適した石なのです。
ストーンセラピーは古来より自然療法として、インド、中国、ハワイ、日本など世界各国に存在していましたが、現在のストーンセラピーはアメリカのセラピストがネイティブ・アメリカンの流れを汲んで確立した方法が基盤となっています。
セラピストをめざすなら、まずはスクールへ
ニューヨークのセレブたちから火がつき、今や世界中の女性たちの間で人気となっているストーンセラピーですが、もちろん日本でも施術をするサロンは数多く存在します。そしてサロンで施術を行うのが、ストーンセラピストと呼ばれる人たちです。
ストーンセラピストには国家資格はありませんが、「国際セラピスト認定協会」や「日本ホットストーンセラピー協会」など、民間が認定する資格を取得することができます。しかし資格がなくても、サロンが経営するスクールなどで基本的なマッサージ技術と石を扱うテクニックをマスターすれば、セラピストとして働くことは可能です。
何かプロフェッショナルな技術を身に付けたいという人はもちろん、美容やセラピーに興味がある人であれば、ストーンセラピーの魅力をより知るために、まずはぜひ施術を受けてみてください。きっと、その気持ちよさの虜(とりこ)になるはずですよ。
この記事のテーマ
「エステ・ネイル・リラクゼーション」を解説
ネイルアーティストやエステティシャンなど、美容のスペシャリストを育成したり、アロマセラピストやマッサージ師のように身体のもみほぐしや香りでの癒しに関わる知識と技術を身につけます。あわせて学校では、職業に応じた専門技術と接客能力を磨きますが、新しい技術やトレンドに対応するため、自ら学び続ける好奇心やセンスが求められます。
この記事で取り上げた
「ロミロミセラピスト」
はこんな仕事です
「ロミロミ」はハワイの伝統的なマッサージ技術。ハワイ語で「もむ」「さする」といった意味を持つ。セラピスト自身の体重を利用しながら、腕や肘、親指の付け根を使い、体全体でマッサージを行うのが特徴で、全身の血液循環を促し、人間が本来持つ自然治癒力を高めるといわれている。プロを目指すなら、民間資格を取得した後、専門サロンやスパ、エステサロン、フィットネスクラブなどで技術を磨くのが一般的。数年間の店舗勤務などを経て自宅開業を目指して独立する道もある。
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PICK UP! 「ロミロミセラピスト」について学べる学校
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