土地や家の値段を決める人って誰?

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土地や家の値段を決める人って誰?

2015.07.08

提供元:マイナビ進学編集部

土地や家の値段を決める人って誰?

この記事をまとめると

  • 土地や家などの「不動産」を評価して、値段をつけるのが不動産鑑定士
  • 家の広さや環境などから価値を算出。その評価が払う税金などの参考になる
  • 不動産鑑定士は責任が重大だからこそ、資格試験は難しく、重要な仕事を任される

土地や家の値段を決める「不動産鑑定士」

土地や家などのことを「不動産」といいますが、この不動産を見て、値段を決める職業があるようです。それが「不動産鑑定士」。高校生のタロウくんが、不動産鑑定士をやっている親戚のオジさんにその仕事について聞いています。

「最高峰の資格」と言われる理由は?

オジさん「こんにちはー! よう、タロウ! 久しぶりだな。お父さんはいる?」

タロウ「あ、オジさん! 久しぶり。父さんならもうすぐ帰ってくると思うよ。それにしても、今日は何しに来たの? ヒマなの?」

オジさん「ヒマじゃない! 失礼な。今日は仕事で来たんだ。この家は最近新しく建てただろ? だから、不動産鑑定士のオジさんが、この家の値段をつけに来たんだ」

タロウ「不動産鑑定士? なんなのそれ? 値段なんかつけても、この家を売る予定はないよ。まだできたばっかりだし」

オジさん「ああ、決して売るために値段をつけるわけではないんだ。オジさんがつける値段というのは、この家の持っている『価値』を、わかりやすいように金額で表すだけなんだ」

タロウ「へえ、オジさんってそんな仕事してたんだ。プラプラ遊んでる人かと思ってた。でも、なんで値段なんかつけるの?」

オジさん「プラプラって……、俺はニートじゃないんだから! 値段をつけるのにはいろいろな理由があるんだけどね。たとえば、日本に住んでいると『税金』を払う義務がある。税金の額は、その人の稼いでいるお金や、持っている資産をもとに計算するんだ。資産っていうのは、まさに家とか土地とか、お金ではない価値のあるものも含まれる。そこで、不動産鑑定士だよ。この家がどれだけの価値を持っているのか。それを不動産鑑定士のオジさんが調べて、税金の参考にするんだよ」

タロウ「へえー、じゃあオジさんがウチの払う税金を決めるってこと?」

オジさん「ちょっと大げさだけど、そういうことになるかな。家について払う税金に関してはね」

タロウ「でも、どうやって価値を値段にするの?」

オジさん「これが難しい! 簡単には説明できないんだよ。というのも、俺たちは『いくらなら売れる』という販売価格を考えているわけではない。家の広さや周辺の環境、さらにはこの家が何年もつかなどを全部調べて、どれだけの価値があるかを値段にするんだ。だから、誰にでもできるような仕事ではないな。つまり、オジさんは偉いんだよ! エッヘン!」

タロウ「へー。まあ確かに、つけた値段が間違っていたらマズイもんね」

オジさん「その通りだ。だから不動産鑑定士をやるには、国の試験を受けて合格しなければならない。その試験がすごく難しくてね、オジさんも苦労したよ。まあ、受かってしまえばいろいろな仕事が来るけどね。税金のためだけでなく、国や都道府県から土地の評価を依頼されたり、銀行から家の評価を頼まれたり。銀行がお金を貸すとき、返ってこない場合の保証として家の金額を見ておくんだ」

タロウ「なんだかすごい仕事をしているね……。オジさんはプラプラしてるわけではなかったんだ。そんな大切な仕事なら、俺もめざしてみようかなあ」

オジさん「いい心がけだ! ただ、試験に合格するのは簡単じゃないぞ。自分の評価によって大きなお金が動くから、その分、資格試験も難しい。不動産分野における“最高峰の資格”ともいわれるんだ」

タロウ「ということは、かなりの勉強が必要だね。じゃあ、またゆっくり考えてみるよ。あ、お父さん帰ってきたよ」

オジさん「うん、ゆっくり考えるといい。それじゃあ、お父さんと話してくるかな」

責任重大だからこそ、今後も残り続ける仕事

私たちが暮らしている家や土地などの不動産は、価値のある「資産」として考えられています。そういった不動産の価値を決定するのが不動産鑑定士。彼らの仕事は責任重大で、試験も難しいですが、だからこそ不動産鑑定士になると、重要な仕事をたくさん任せられます。不動産鑑定士は、今後も大切な仕事としてあり続けるでしょう。

この記事のテーマ
ビジネス・経営」を解説

法律などの専門知識を学び、文書作成などの技能を磨くほか、資格取得や検定合格を目指すカリキュラムもあります。小売業や不動産売買、経営コンサルタントや税理士など、各ビジネス分野におけるスペシャリストも育成します。国家試験の合格が求められる高度な資格を必要とする仕事もありますが、専門学校の中には受験指導に実績を誇る学校もあります。

「ビジネス・経営」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「不動産鑑定士」
はこんな仕事です

不動産を鑑定し、適正な価格を評価する仕事。不動産を売買するときや家賃を決めるとき、公正な価格が定まっていることが重要となる。不動産鑑定は国や都度府県から依頼される公的評価と、企業や個人から依頼される民間評価の2種類。業務としては、鑑定対象となる土地や家屋の建設などにかかった費用や近接地域での取引額、それを利用することでの収益見込みなどを調査。不動産鑑定評価基準にのっとり、適正な価格を決定。不動産鑑定事務所や不動産会社などで活躍する人が多い一方、不動産コンサルタントになる人もいる。

「不動産鑑定士」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「米国不動産鑑定士」
はこんな仕事です

米国不動産鑑定士(MAI)とは、アメリカが認定する資格名称。米国内の不動産を鑑定することができるが、世界的にも認知されているため、国際的に不動産の仕事をしたい人におすすめ。履修やレポート提出は英語で、不動産、経済、金融まで幅広い知識を要する。たとえば、日本企業がアメリカに支社や工場などを設ける際に物件を探し、適切な価値を査定し、契約交渉に携わることもある。現地の専門家や鑑定協会と連携する上でも、英語でのコミュニケーション能力は必須。日本と異なる不動産事情に精通していることも重要だ。

「米国不動産鑑定士」について詳しく見る