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「人間国宝」ってどうやったらなれるの?

2015.07.16

提供元:マイナビ進学編集部

「人間国宝」ってどうやったらなれるの?

この記事をまとめると

  • 人間国宝に選ばれるためには、芸能や工芸技術などの分野で突出した技術を持っていなくてはいけない
  • 文化審議委員会などで審査され、文部科学大臣の指定を受ける必要がある
  • 人間国宝には後継者を育てるための助成金として年間200万円が贈られる

人間国宝に選ばれる条件とは?

歌舞伎俳優の五代目坂東玉三郎さん、古典落語の十代目柳家小三治さん、色絵磁器の十四代今泉今右衛門さん、彫金の山本晃さん。それぞれ職業はバラバラですが、彼らにはある共通点があります。それは、「人間国宝」に選ばれているということです。

人間国宝とは正式名称ではなく、「重要無形文化財」として国に認められた人の通称です。人間国宝に選ばれるためには、芸能や工芸技術などの分野で、高度な技術を持っている必要があります。

現在、人間国宝に認定されているのは、能楽や歌舞伎、音楽、舞踊、演劇などの芸能の分野と、陶芸や染織、漆芸、金工、人形、木竹工などの工芸技術の分野があります。

では、人間国宝はどのように選ばれるのでしょうか?

人間国宝を認定しているのは誰?

人間国宝は、まず文化庁内で候補が挙げられます。その後、文化審議会で話し合い、文化財分科会の調査・報告という段階を踏んで、最終的に文部科学大臣が認定します。

それから、人間国宝には「各個認定」、「総合認定」、「保持団体認定」の3種類があります。各個認定は、重要無形文化財に指定されている芸能を高度に体現できる、または工芸技術を高度に体得している個人に対して認定が行われます。総合認定は2人以上の団体構成員、保持団体認定は社団法人などの団体自体を認定するものです。

歌舞伎の世界では、七代目尾上菊五郎さんは人間国宝に各個認定されています。総合認定されている社団法人・伝統歌舞伎保存会には411名が所属していて、数年ごとに追加認定の機会があるので、もし「どうしても人間国宝になりたい!」と思うのなら、団体に所属して技を磨いたほうが近道になるかもしれません。

人間国宝には特別助成金が贈られる

人間国宝になると、国から年間200万円の特別助成金が贈られます。この助成金は芸や技術を維持するため、または後継者を育てるために使われます。この助成金は国が負担するため、予算によって人間国宝に認定する数には限りがあります。

人間国宝は1994年度までは70名が上限でしたが、その後、予算が増えたために1996年度には100名を超え、現在は116名の人間国宝が存在しています。ただし、人間国宝は生きていることが前提なので、亡くなった時点で認定も解除されます。

芸術・表現・音楽などの世界は、正解があるものではありません。経験を積み、技術を磨いて鍛錬を重ねた人に与えられるご褒美が「人間国宝」という称号なのかもしれませんね。人間国宝の歴史や功績などに興味がある人は、芸術・表現・音楽に関連する学部に進学し、偉人たちが成し遂げてきたことや文化背景を学ぶことで、より芸術・表現・音楽の世界を楽しむことができるはずですよ。

この記事のテーマ
芸術・表現・音楽」を解説

絵画や造形、声楽や楽器演奏、演劇や芝居、マンガやアニメーションなど、さまざまな芸術分野で、表現者としての感性や技術を磨きます。近年では、活躍の場を広く海外に求め、高い評価を受けている人たちも多くいるようです。作品の制作や演習などの実技はもちろんのこと、それを裏打ちするために専門分野の歴史や理論の授業も行われます。そのため、アーティストとして作品を発表する以外に、指導者や研究者としての道もあります。

「芸術・表現・音楽」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「舞台・演劇・舞踊学」
はこんな学問です

演劇や舞踊など、舞台で行われる芸術表現の創作、演技の理論と技能を身に付ける学問。芸術系の学校などに専門コースを設けてあるところが多い。創作分野と表現分野に大きく分けられるが、学校によって舞台装置や美術を専門的に学べる場合もある。表現分野は、演劇舞踊の歴史や劇場文化についての素養を深めながら、身体表現実技を習得する科目を履修。創作分野では理論や歴史を学び、その意義や社会的影響も踏まえた創作活動を重ねる。

「舞台・演劇・舞踊学」について詳しく見る