もし富士山が噴火したらどうなる?

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もし富士山が噴火したらどうなる?

2015.07.13

提供元:マイナビ進学編集部

もし富士山が噴火したらどうなる?

この記事をまとめると

  • 日本には噴火の起きる可能性のある「活火山」が110もある
  • 中でも大きな被害を起こす可能性があるのが富士山で、被害は東京にまで及ぶ
  • 噴火のような自然災害と人間の関係性を考えるのが、「環境学」である

日本に110もある「活火山」

世界の中でも、特に「活火山の多い国」とされる日本。「活火山(かっかざん)」とは、過去に噴火したことのある山(およそ1万年以内)、あるいは今後噴火する可能性のある山のこと。日本には活火山が110もあり、ひとたび噴火が起きれば、大きな災害を引き起こします。

たとえば、2015年5月には、鹿児島県・口永良部島(くちのえらぶじま)の新岳が噴火し、住民が避難する事態となりました。また、2014年9月には、長野県と岐阜県にまたがる御嶽山が噴火。50名以上もの死者を出しました。

このように、多くの被害を起こす噴火。中でも、もっとも恐れられているのが、富士山の噴火です。もし富士山が噴火したら、どんなことが起きるのでしょうか。

東京にまで、火山灰の雨が降る……

日本一の高さを誇る富士山。過去には噴火を起こした記録が残っており、富士山も「活火山」の一つとされています。もちろん、あれほどの大きな山が噴火を起こせば、そのスケールも大規模。多くの被害を巻き起こすと予想されています。

噴火の起き方は山によって、あるいは同じ山でもその時々で異なりますが、一般的には、まずは噴火口からマグマのしぶきが一気に上がったり、火山灰や軽石が空へと向かって噴射されたりするところから始まります。もし噴火口付近にいれば、飛んだ軽石や爆風でケガをしたり命を落とすこともあるでしょう。

そして、噴火口からは灼熱(しゃくねつ)の溶岩流が流れ出します。これはスピードが遅く、人が歩くほどの速度で流れていくもので、木などを燃やします。さらに、その溶岩流よりも怖いのは「火砕流(かさいりゅう)」。高温の岩石や火山灰などを含んだものが、山の斜面を流れ下ります。

こちらは100キロ近いスピードで流れるので、近くにいたら逃げ切ることはできません。過去には、44人もの人たちが火砕流に巻き込まれて亡くなったケースもあるのです。

溶岩流や火砕流は山の近くで起きる災害ですが、もっと広範囲に起きる被害もあります。それが「火山灰」。火山灰とは、溶岩などのかけらで、細かく砕けたガラスに近いもの。噴火の後、火山灰は空を舞って、はるか遠くまで大量に降ります。富士山が噴火した場合は、東京都まで火山灰が飛ぶとも予測されています。

火山灰は、人の目や口に入ると悪影響を及ぼし、病気になることもあります。また、屋根に積もると重さで家がつぶれたり、あるいは野菜などを枯らしてしまったりします。

富士山が噴火すれば、これほどいろいろな被害を広範囲にもたらすと考えられます。

人と自然のつながりを考える「環境学」

日本一高い山として知られる富士山。しかし、ひとたび噴火すれば私たちの生活をおびやかす存在になるかもしれません。だからこそ、今から噴火したときの対策が必要です。

このように、人と地球環境の共存を図り、自然災害による影響を考えるのが環境学という分野です。環境学では、人の生活と自然環境の関係性を考え、災害の影響をシミュレーションしていきます。環境学を学ぶことで、自然と人間のつながりを考えてみてはいかがでしょうか。

この記事のテーマ
地球・環境・エネルギー」を解説

私たちの暮らす地球では、火山噴火、地震、台風、干ばつなど、人類にとっては有害な現象がいまも続いています。こうした現象を研究・解明し、うまく折り合いをつけていくことが必要です。また、豊かな生活を求めるあまり、限りある地球資源を枯渇させてしまったり、自然環境を破壊してしまうことは、人類の絶滅を意味します。こうしたことを防ぐためには、技術系の学問だけではなく、政治や行政などに関する幅広い知識も必要な分野です。

「地球・環境・エネルギー」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「環境学」
はこんな学問です

人と地球環境の密接な結び付きを理解し、自然科学と人文・社会科学の知識を合わせ、人が自然と共存し、持続可能な発展をめざす学問である。個別の研究テーマは多岐に分かれており、人と自然を一連のシステムと捉えて環境問題の解決策を研究する「環境システム学」、主に都市と自然と人の調和を図る建築・インテリアを研究する「環境デザイン学」、複雑化する地球環境に対応するために地理学・環境生態学・情報科学を駆使する「地理学」などがある。

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