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「銀行にお金を預ける」以外の選択肢をご存じですか?

2015.08.07

提供元:マイナビ進学編集部

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「銀行にお金を預ける」以外の選択肢をご存じですか?

ライフ&マネーコンシェルジュの花田が、今回は専門分野を活かして、お金に関する記事をお届けします。

この記事をまとめると

  • 銀行にお金を預けておくと金利で増えていく
  • インフレ局面など、円自体の価値が減ってしまうことがある
  • 銀行以外の資産運用も取り入れることで、損を減らせる可能性がある

銀行にお金を預けていると減ってしまうこともある?

もしおこづかいを100万円もらうようなことがあれば、あなたはそのお金をどうしますか?
「あれを買いたいこれを買いたい」と夢が膨らむところですが、すぐにすべてを使い切ってしまうのは少数派だと思います。多くの場合、一部を使って残りを銀行に預けるのではないでしょうか。
手元に大金を置いておくのも気が休まらないし、信頼できて金利もつけてくれる銀行に預ける、という選択肢には納得できるところがあります。

ところで、銀行にお金を預けておくことでお金が減ってしまう場合もあることをご存じですか?

昔は今よりもずっと金利が良かった!

先に述べた通り、銀行にお金を預けていると金利がつきます。
銀行はみなさんが預けているお金を元に、他の会社に利子をつけて貸したりといった事業活動をしています。銀行はみなさんのお金を預かっていますが、ちょっと見方を変えるとみなさんのお金を「借りている」ともいえます。その対価として、預金に金利を上乗せするような仕組みになっています。
一般的に使われることの多い「普通預金」にお金を預けると、金利は大体0.02%程度。(※2015年6月現在)
10万円預けていたら、1年後には20円がプラスされていることになります。

ところが、この預けていたお金を引き出す際、時間帯によっては手数料がかかります。1万円を引き出そうと思ったときに手数料を108円取られたら、預けたお金は増えるどころか減ってしまうことになります。

そもそも銀行の金利というものは、景気や政府の施策、銀行の状況に左右されます。
バブル期と呼ばれていた1980年代後半から1990年代前半には、定期預金の預金金利が6%を超えていた時期もあったそうです。今と比べてなんと300倍です。10万円を預ければ年間6,000円、100万円を預ければ年間6万円も利息がつくことになります。
これだけの金利がつけば、積極的にお金を預けたくなる気持ちも分かりますね。

銀行に預けるだけがお金の管理ではない!

銀行に預けていたお金が減ってしまうケースはこれだけではありません。
「インフレ」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか。インフレとは、物価が上昇する現象です。近年(2015年現在)も円安の影響で、輸入品や輸入品の係る商品が値上がりしているというニュースを目にすることがあります。例えば輸入する穀物価格が値上がりしたことで、それを飼料とする国内畜産物の価格が軒並み高騰するということが起きました。
物価が上昇するということは、裏を返すとお金の価値が下がっているということ。1年前銀行に預けた10万円は今日も10万円(+20円)だけれど、お金の価値自体が下がっていたら、買えるものは1年前よりも少なくなります。見方によってはこれも「お金が減ってしまった」といえるでしょう。

インフレを前にしたら私たちになすすべはないかに思えますが、対策はあります。
例えば円安によるインフレ局面では、円をドルやユーロといった外貨に替えておく対抗策が考えられます。例えば1ドル80円だった2012年に円をドルに替えておけば、2015年6月現在は1ドル120円強で推移しているため、円ベースで見ると約1.5倍になっていたことになります。
この他、金(ゴールド)を買ったり、不動産を買ったり、株を買ったりとさまざまなインフレの対策があります。物価が1.5倍になったとしても、金も同様に1.5倍になっていれば、損はしません。
「投資」というと、何だかギャンブルのようなイメージを抱く方もいらっしゃるかもしれませんが、言葉を変えたら「資産運用」。損をしないための立派な手段でもあるんですね。

もちろん、円の価値が上がったり、不動産の価値が下がったりといった現象も数年、数十年というサイクルで見ると度々起こっています。
大切なのは「資産運用」という観点を持つこと。銀行にお金を預けるのも、もちろん立派な資産運用の一手段です。

とは言え、「資産運用しよう!」と思って新聞やニュースを見ても、株の値動きをインターネットで調べても、何が何だか分からないことがたくさんあると思います。インフレと一言でいっても、そのインフレが引き起こされる原因はさまざまです。そういった現象を読み解く上で、経済学を学ぶことが一助になるでしょう。なぜ物価が上昇するのか、どうして為替は変動するのか、好景気や不景気はなぜ繰り返されるのか。そういった視点を身につけることができれば、世の中で起きているいろいろなことが今よりもずっとクリアに見えるはずです。


ライター:花田 浩菜(はなだ ひろな)
ライフ&マネーコンシェルジュ。時々読者モデル。ファイナンシャルプランナーとして、女性として、お金、ライフスタイルの全般にわたるコラム執筆、メディア出演など幅広く活動をしています。

この記事のテーマ
経済・経営・商学」を解説

そもそも「どうすればお互いにとって必要な物資が手に入れられるか」という極めて単純な動機から始まった商取引が、極めて高度に煩雑化してしまいました。だからといって、すでに引き返すことができないのは事実であり、現状を正確に把握して最適な選択をするのが私たちの役割でしょう。しかも、単純に取引価格だけですべてが決まる時代ではありません。国家間の争いや異常気象など、カバーしなければならない要素が目白押しです。

「経済・経営・商学」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「経済学」
はこんな学問です

人間の生活に必要なものを生産して流通させる経済活動を研究対象とし、その歴史や仕組み、法則性などを明らかにする学問である。まず、経済にはマクロとミクロの視点があり、マクロ経済学では国レベルでの景気動向や経済成長について研究し、ミクロ経済学では、個人消費や企業活動の分析が中心となる。また、市場経済に焦点を当てるマクロ・ミクロの経済学だけでは経済のすべてを学ぶことはできない。たとえば、環境や福祉といった公共性の強い分野を研究する環境経済学、公共経済学などの科目もある。

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