世界で最初にできた会社は何の会社?

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世界で最初にできた会社は何の会社?

2015.08.07

提供元:マイナビ進学編集部

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世界で最初にできた会社は何の会社?

世界史の授業で耳にすることがある「オランダ東インド株式会社」。現代に数ある株式会社の出発点ともなったこの会社は、交易や植民地統治などを行いました。東インド会社が設立される背景や、軍隊を有していた同社の業務内容などについて紹介します。

この記事をまとめると

  • 世界で最初の会社は、会社の形態によっても答えが異なる
  • 交易や植民地統治などを行う会社も
  • 会社が武力を有し、戦争なども行った

世界初の会社って?

世界で最初にできた会社は何だと思いますか?

世界史の授業で出てくる「イギリス東インド会社」や「オランダ東インド会社」という名前を浮かべる人もいるのではないでしょうか。

実は、この答えはどんな形態の会社かによって世界初の会社は異なるのです。

例えば、世界最初の「勅許(ちょっきょ)会社」。これは、1555年に設立されたイギリスの「モスクワ会社(ロシア会社)」です。勅許というのは、その国の国王が営業を許可することをいいます。

この会社は国王から許可をもらって、当時のモスクワ大公国との貿易を行いました。その他、イギリスでは、オスマン帝国との交易を行う「レヴァント会社」といった勅許会社がその後に設立されます。

そんな流れの中、「イギリス東インド会社」が「アジア地域における貿易の独占権」を認められ、勅許会社として1600年に設立されました。

コショウは金と同じ価値!?

それまでの勅許会社といえば、有力商人たちが集まって行なっていたレベル。しかし、イギリス東インド会社は従業員を雇い、「1度の航海ごとに出資金を募り、船が戻ってきたら配当金を支払う」という仕組みをとりました。

イギリス東インド会社の出資・配当は1回の航海ごとの単発契約。その後、1602年に設立されたオランダの「オランダ東インド会社」は単発でなく継続的に行ないました。この形が現在の「株式」に近いことから、オランダ東インド会社は、「世界で最初の株式会社」といわれています。

ところで、イギリス東インド株式会社が交易品として手掛けていたのはなんだと思いますか。
インドを中心としたアジア地域に航海に出ていたため、主に香辛料を輸入していました。代表的なものの中に、「コショウ」があります。当時のコショウは非常に貴重で、「金1g=コショウ1g」と同等の価値があったと言われているほど。今では身近な香辛料ですが、昔はコショウもぜいたく品だったのですね。

当時の会社は軍隊を持っていた

莫大な利益を生む貿易では、各会社、つまり各国の争いの場となりました。そこで、それぞれの会社は軍隊を用いるようになったのです。現代の私たちからすれば「会社が軍を持つ」なんて想像しにくいですが、当時は各会社の仕事内容に「植民地の統治」も含まれていたので、武力を保有したのは自然な成り行きだったといえるでしょう。

その後イギリス東インド会社は「植民地(インド)を支配する統治機関」としての性格を強めていき、自由貿易主義が台頭してインド貿易の独占権が廃止されるまで、統治を続けました。

「会社」といえば、今ではあまり世界情勢が絡んでいるイメージはないかもしれませんが、当時は切っても切り離せない関係にあったのですね。世界で最初の会社から、世界情勢を知ることもできるのです。

高校で学ぶ歴史といえば、暗記科目という印象が強いですが、「歴史学」という学問は違います。歴史学では、過去に起こった出来事を、時代背景や残された文章などから研究します。「世界で最初にできた会社」も、テストのために名前だけ暗記するのではなく、経済や文化の背景まで考えることで、理解が深まりますね。

この記事のテーマ
文学・歴史・地理」を解説

文学は、長い歴史のなかで変遷してきた人間の生活や社会、人々の考え方や感情の変化などを、文章表現をもとに考える学問です。文献を読み解いて比較検討し、過去から現在、さらには未来に至る人間のあり方や社会について研究します。地理学や歴史学は、今日の私たちの生活や文化、経済活動などについて、基盤となった地形や気候、史実やさまざまな事象、最新の研究結果や歴史的な遺構をもとに、その成り立ちから考える分野です。

「文学・歴史・地理」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「歴史学」
はこんな学問です

歴史学とは、対象とする大陸・国・地域などにおいて、過去に起こった物事を取り上げ、当時それがどのような意味を持っていたのかを、残された物や建造物、文章などから研究する学問である。ただ、資料を正確に読み取るだけではなく、事実かどうかを疑い、踏み込んで検証する批判的視点も重要である。歴史学の基本的なラインナップには、日本史、東洋史、西洋史、考古学がある。また、政治制度・経済活動・芸術文化・信仰宗教などに特化した考察も行う。

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