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犬は人間の気持ちをちゃんと理解してるってホント?

2015.07.07

提供元:マイナビ進学編集部

犬は人間の気持ちをちゃんと理解してるってホント?

この記事をまとめると

  • 犬は、人間の表情を見ただけで怒っているか笑っているかが分かるという見方がある
  • 顔の表情だけでなく、声のトーンや大きさ、汗の臭いなどからも人間の感情を読み取ることができる
  • 犬がなぜ人間の感情を読み取れるのかはまだ研究途上で解明されていない

犬は人間の表情から感情を読み取っている!?

ペットとして不動の人気を誇るワンちゃん。犬はとても賢く、飼い主の言っていることを理解したり、芸を身につけたりします。また、親に怒られて落ち込んでいるときには慰めてくれることもありますよね。実はこれはただの偶然ではなく、犬が人間の表情を読み取っているからだということが、オーストリアのウィーン獣医大学の研究で分かりました。

動物行動学者のルドウィック・フーバーさんたちの研究チームは、24匹の犬に笑った人間と怒った人間の表情を見せる実験をしました。すると、犬はほとんどの場合笑った人間の顔を選んだのです。犬の種類の中でもジャーマンシェパードとボーダーコリーは正確に笑顔と怒った顔を判断できたのだとか。

その研究の中で、フーバーさんは、犬は人間が怒っているか喜んでいるかを区別できるだけでなく、それぞれの表情の意味も理解することができ、飼い主だけでなく、見知らぬ人間の表情も区別できることが分かったようです。

表情を読み取れるだけじゃない! 犬の優れた能力

実は、犬は人間の表情からだけでなく、人間の会話からも感情を読み取ることができるのだそうです。犬は人間の言葉の子音と母音を聞きわけ、さらに声のトーンや声量などから感情を読み取っているということが英サセックス大学の研究によってわかっています。

芸を覚えた飼い犬を「偉いね~!」と明るい声で褒めてあげれば犬は喜びますし、悪いことをしたときに「コラッ!」と強い口調で怒れば飼い主の顔を見なくても、怒られているんだ、ということを理解できるそうです。

また、犬が嫌いな人は、犬を見ると緊張して汗が出ます。その汗には緊張していることを表す成分が入っていて、犬はその成分を嗅ぎ分けることができるのです。たとえ「かわいいね~」とニコニコしていても、本当は犬が苦手なことは伝わってしまっているようです。

犬と人間の絆は、まだ解明されていないことだらけ!

犬は人間の表情を読み取るとき、顔の右半分を見ているそうです。たとえ人間の写真を上下逆にして見せたとしても、きちんと右半分を判断します。これは人間にはできないすごい技なんだとか。

しかし、どうやって犬が人間の表情から感情を読み取っているのか、まだ詳しいことは解明されていません。遠い昔から共に過ごしてきた犬と人間の絆の強さについては、まだまだ研究途上なのです。

このように、犬をはじめさまざまな動物の生態について研究する学問を生物学と呼びます。生物学の研究が進んでいけば、犬が人間のことをもっと理解できるようになったり、逆に犬が何を考えているのかが分かったりと、犬と人間の絆がさらに強くなるかもしれませんね。

この記事のテーマ
農学・水産学・生物」を解説

私たちはほかの生物から栄養をもらって生活をしています。しかも、採集や狩猟だけではなく、食物を生産するという手段を得て、今日のように繁栄しました。人口増加や環境悪化などに対応し、将来的に安定した食料の確保を維持するためには、農業、林業、水産業などの生産技術の向上が必要です。さらに突き詰めて考えれば、動植物や微生物などの多様な生物に対する研究も重要です。自然との共生が大きなテーマになる学問です。

「農学・水産学・生物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「生物学」
はこんな学問です

マクロな地球の生態系からミクロな細胞の世界まで、さまざまなレベルで起きている生命現象を実験・観察することによって研究する学問である。人間を含めた動物・植物・微生物など、あらゆる生命体が研究対象となる。主な研究分野としては、タンパク質を中心にした生体内の高分子の機能をその構造から研究する「構造生物学」、生態系の構成要素である生物と環境の関わりを研究する「環境生態学」などがある。

「生物学」について詳しく見る