岩手が誇る文豪・宮沢賢治は音楽マニア!?

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岩手が誇る文豪・宮沢賢治は音楽マニア!?

2015.06.04

提供元:マイナビ進学編集部

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岩手が誇る文豪・宮沢賢治は音楽マニア!?

この記事をまとめると

  • 作家・宮沢賢治は、大の音楽通だった
  • 蓄音機の針を独自に発明、レコード会社からも高く評価されたほど
  • 芸術への高い関心が数々の名作を生んだ

文学だけではない、音楽をこよなく愛した作家・宮沢賢治!

みなさんにとって、国語の教科書で印象に残っている作品といえば、なんでしょう?
『モチモチの木』『ごんぎつね』『スイミー』『えいっ』など、たくさんの名作がありますが、宮沢賢治の『注文の多い料理店』を思い出された方もいるかと思います。

宮沢賢治といえば、ほかにも『銀河鉄道の夜』や『やまなし』などの著作で知られる、岩手県出身の明治〜昭和時代を代表する作家です。また、自身の趣味=チェロ演奏の経験をもとにした『セロ弾きのゴーシュ』のように、音楽に高い関心を持っていた作家でもありました。

自身で作曲した『星めぐりの歌』では、賢治の優雅でロマンチックなメロディーを聴くことができ、賢治にとって音楽が文学と同様に大切な存在であったことが分かります。

レコード会社もうならせた! 尽きることのない音楽への探求心

暇を見つけてはレコードを買いに出かけるほど、大の音楽通だった賢治。その熱のこもったコレクターぶりに、行きつけの楽器店の売り上げはぐんと上がり、新作のレコードが多く売れる店舗として、イギリスのレコード会社から感謝状を贈られるほどでした。

音質にもこだわりを見せた賢治は、レコードプレーヤーの前身=蓄音機の竹針を炒めるという、誰も思いつかないような斬新な方法で、音質を高める針を独自に発明していたそうです。作家が台所で蓄音機の針を炒めている姿なんて、とてもシュールですよね。

さらには、その発明を広く知ってもらうために、炒めた竹針をアメリカのレコード会社へ送ったといいます。製品化こそ実現しなかったものの、その発想は高く評価されたそうで、賢治はいち早くメード・イン・ジャパンの衝撃を与えた存在ともいえます。

文学×芸術の視点が、表現の世界を広げる

当時、クラシックのレコードの収集に夢中だった賢治は、地元・岩手県花巻市の農民たちと楽団を結成することを夢見て、チェロの練習に励んでいたといわれています。その体験から生まれたのが、かの名作、『セロ弾きのゴーシュ』です。

耳を澄ませば、生き生きとした演奏が聴こえてきそうなほど芸術的な文章は、音楽をはじめとした芸術への高い関心によって生まれた、賢治ならではの表現ではないでしょうか。

賢治の例に限らず、音楽における感性や知識が組み合わさることで生まれた表現はたくさんあります。音楽が持つ豊かで広がりのある世界に触れることは、さまざまな芸術表現に良い影響を与えてくれることでしょう。

この記事のテーマ
芸術・表現・音楽」を解説

絵画や造形、声楽や楽器演奏、演劇や芝居、マンガやアニメーションなど、さまざまな芸術分野で、表現者としての感性や技術を磨きます。近年では、活躍の場を広く海外に求め、高い評価を受けている人たちも多くいるようです。作品の制作や演習などの実技はもちろんのこと、それを裏打ちするために専門分野の歴史や理論の授業も行われます。そのため、アーティストとして作品を発表する以外に、指導者や研究者としての道もあります。

「芸術・表現・音楽」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「音楽」
はこんな学問です

器楽、声楽、作曲、指揮など音楽についての深い専門知識と高い技能を身に付ける学問。専攻する分野ごとにコースや学科が分かれている場合が多く、理論を学びつつも実技を主体としたカリキュラムが中心となる。学校によって音楽理論と音楽史を専門に学べるコースもある。器楽であれば鍵盤楽器、弦楽器、管楽器、打楽器などから一つの楽器を選んで専門的に学び、声楽であればオペラ、独唱、合唱などを専攻して学ぶ。

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