まるでラピュタ? コンピューターの歴史は2000年前のギリシャに始まる!?

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まるでラピュタ? コンピューターの歴史は2000年前のギリシャに始まる!?

2015.06.01

提供元:マイナビ進学編集部

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まるでラピュタ? コンピューターの歴史は2000年前のギリシャに始まる!?

この記事をまとめると

  • 最古と言われるコンピューターが出来たのは「紀元前」
  • 「アンティキティラの機械」とよばれ、太陽や月の動きを計算・予測する
  • この機械は誰が何の目的で作ったのか。歴史学や考古学における重要な謎である

コンピューターは「紀元前」にできていた!?

いまや私たちの生活に欠かせないコンピューターの存在。パソコンはもちろん、ゲーム機やスマートフォンなどもコンピューターの一種であり、まさに「最先端」の技術が詰め込まれた精密機械といえるでしょう。

そのコンピューターは、近年めざましい進化を遂げてきました。ゲーム機や携帯電話で考えても、自分たちが小さかった頃と比べてどれだけ違うか分かるはずです。

これほどまでに進化するコンピューターにも、「最古」といわれるものがあります。それが作られたのはギリシャで、今より2000年以上も前のこと。紀元前150年~100年頃と考えられています。

太陽や月の動きを予測する歯車コンピューター

「世界最古のコンピューター」といわれているのは、1901年に地中海の沈没船から見つかったある装置。いくつもの歯車が組み合わさったその機械は、発見場所の地名から「アンティキティラの機械」と呼ばれています。

ではなぜ、「アンティキティラの機械」が世界最古のコンピューターなのでしょうか。それは、この機械が太陽や月などの動きを細かく計算する装置だったから。しかもその機能は、日食や月食の起こる時期まで予測するなど、2000年以上前に作られたとは思えない高度なものなのです。

「アンティキティラの機械」が発見された当時は、この装置がどのような機能を持っているか解明できませんでした。しかしそれから100年以上たった2006年、多額な費用を投じた研究プロジェクトにより、その驚くべき機能の数々がやっと分かったのです。

まだまだ謎だらけ! 調査はこれからも続く

「アンティキティラの機械」には、数学や物理学の知識が集約されています。2000年以上も前から、人々は何らかの数式を使って、太陽や月の細かな動きを計算し、さらに歯車などの物理的な原理を使って、それを機械化していたのです。古代ギリシャには、現代の仕組みとはまったく違う、想像もできないような高度な文明があったのかもしれません。まるでラピュタのようだと思いませんか。

紀元前にこのような装置が作られていたという事実は、人類の歴史を考える上で重要なカギとなります。当時の人々は、太陽や月などの天体についてどれほどの知識を持っていたのか。そして「アンティキティラの機械」は、誰が何の目的で作ったのか。当時の技術で、なぜここまで精密な機械が作れたのか。それらの謎は、歴史学や考古学の研究が今後明らかにしていくでしょう。

この記事のテーマ
文学・歴史・地理」を解説

文学は、長い歴史のなかで変遷してきた人間の生活や社会、人々の考え方や感情の変化などを、文章表現をもとに考える学問です。文献を読み解いて比較検討し、過去から現在、さらには未来に至る人間のあり方や社会について研究します。地理学や歴史学は、今日の私たちの生活や文化、経済活動などについて、基盤となった地形や気候、史実やさまざまな事象、最新の研究結果や歴史的な遺構をもとに、その成り立ちから考える分野です。

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この記事で取り上げた
「歴史学」
はこんな学問です

歴史学とは、対象とする大陸・国・地域などにおいて、過去に起こった物事を取り上げ、当時それがどのような意味を持っていたのかを、残された物や建造物、文章などから研究する学問である。ただ、資料を正確に読み取るだけではなく、事実かどうかを疑い、踏み込んで検証する批判的視点も重要である。歴史学の基本的なラインナップには、日本史、東洋史、西洋史、考古学がある。また、政治制度・経済活動・芸術文化・信仰宗教などに特化した考察も行う。

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