本番に強くなる! 受験で緊張しない8つの方法
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長くて辛い受験勉強の成果が問われる試験当日。どんな受験生だって、この日ばかりは緊張で胸が苦しくなってしまうものです。しかし、緊張のあまり、いつもは分かる問題が解けない、覚えていたはずの公式や単語が出てこない、なんてことになっては、せっかくの努力も実を結びません。緊張で失敗しないために、予め対策を立てておきましょう。
この記事をまとめると
- 試験当日に役立つ、緊張で失敗しないための8つの方法を紹介
- 実は、適度な緊張は、実力を出すために大事なもの
- 緊張しないためには、当日だけでなく事前の準備も必要
はじめに:緊張はトモダチ! 味方にできれば心強い
まず知っておきたいのは、緊張は決して悪いものではない、ということ。適度な緊張は集中力を高め、実力を発揮する助けになってくれます。そもそも、緊張の対義語は「弛緩」、つまり「たるんでいる」状態のこと。そんな状態では、実力が出せるわけはありませんよね。
緊張で失敗しないために:事前準備編
1.模試で試験の雰囲気に慣れておこう
人は、初めての状況に置かれると緊張してしまうもの。試験本番の雰囲気は独特なものがありますが、それでも大きな会場で行われる模試の雰囲気は参考になります。
2.過去問をたくさん解こう
普段の勉強から、過去問にたくさん触れておくことは、学力の向上だけでなく、試験本番で過度の緊張をしないためにも大切です。
3.「自分だけのおまじない」を作ろう
「緊張した時は手の平に人という字を書いて飲む」というおまじないを聞いたことがありませんか? どんなおまじないでもいいので、普段から「このおまじないをしたら緊張がほぐれた」という体験を積み上げておくと、試験本番での効果も期待できます。
4.試験当日前に会場までの道のりを下見しよう
試験会場までの道のりに慣れていれば、当日の緊張を大きく減らせます。試験が終わった後に一息つけそうな、カフェや公園などを見つけておくのもよいかも。
5.当日のタイムスケジュールをシミュレーションしよう
試験当日、起きてから帰ってくるまでのタイムスケジュールを、できるだけ具体的にシミュレーションしておきましょう。頭のなかで考えているだけでも、当日の緊張がだいぶやわらぐはずです。
緊張で失敗しないために:試験会場編
6.いつもの筆記用具を使う
いつもと違う筆記用具だと試験中に使い心地が気になって集中できなかったり、万一芯が詰まっちゃったりした時に時間を使うことになるなど、いらない緊張で実力発揮の妨げになる危険も。試験では普段使っている筆記用具で臨むのが〇です。
7.身体を軽く動かす
周囲の迷惑にならない程度に、軽く身体を動かすことも有効です。運動は血行を良くし、脳の働きを活発にもしてくれます。
8.やっぱり最後は深呼吸!
深呼吸は、緊張を和らげるために昔からある方法。緊張している時は、気がつかないうちに呼吸が早く、浅くなってしまっています。10秒はかけて、思いきりゆっくりと深呼吸をしましょう。きっと気分が落ち着きます。
緊張で失敗しないための8つの方法、いかがでしたか? 当日その場でできることもあれば、事前にきちんと準備をしておかなければならないこともあります。受験は、長く辛い受験勉強の結果が問われる、その日限りの一発勝負。ココロ的にもベストなコンディションで臨みたいものですね。