合格を引き寄せる! 縁起担ぎあれこれ
メイン
テーマ

受験生を対象にしたある意識調査によると、大学受験のときに何らかの縁起担ぎをした人は、なんと4人中3人もという結果が。また、このうち縁起担ぎの効果を実感している人は半数以上もいるとのことです。これはやっぱりやる価値あるかも!? 「やれるだけの勉強はやった。よし、あとは神頼みだ!」というあなたに、縁起担ぎのあれこれをご紹介します。
この記事をまとめると
- 学問の神様をまつる「パワースポット神社」で合格祈願
- 鉄道会社も応援! 志望校へのキップが欲しい
- 縁起担ぎのチョコや面白グッズで運気&気持ちもアップ!
【1】学問の神様・菅原道真をまつる天満宮へ
オーソドックスな縁起担ぎといえば、神社へ合格祈願のお参り。では、どこに行けば一番ご利益があるのでしょうか? まずは地元の氏神様へ……が筋かもしれませんが、合格祈願のお参り といえば学問の神様、菅原道真ゆかりの天満宮が定番です。平安時代の政治家である菅原道真は、幼いころから聡明で、数々の難関試験に合格し、異例のスピードで出世した大人物。京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮など、全国の「天満宮」や「天神社」で、いにしえの秀才にあやかりましょう。
【2】神社では「牛の像」を見逃さないで!
「天満宮」や「天神社」に合格祈願に行った際、素通りしてほしくないパワースポットがあります。それが「牛の頭」。牛は天神様のお使いといわれていて、全国の天満宮には牛の像が置かれています。その牛の頭をなでてあげると、なでた人の頭がよくなるといわれているのです。おかげで天満宮の牛さんの頭はテカテカに光っているとのこと。ぜひあなたも牛の頭をなでて、合格をつかみ取るモウPOWERを授けてもらいましょう。
【3】ダジャレお菓子で笑って和んで縁起担ぎ。
また受験シーズンが近くなると現れるのが、合格祈願のお菓子類。有名どころでは「キットカット」。九州弁の「きっと勝つと」にちなんでいます。コアラのマーチは「寝ているときも木から落ちない」からとか。キシリトールガムは、「きっちり通る」、カルピスキャンディも「うカルピス」になって登場。テスト勉強は甘くないけど、甘いものは頭によいという説もあるので、ダジャレに和みながら縁起を担いでみてはいかが?
【4】志望校への片道切符!? 合格祈願切符
鉄道各社が受験生を応援するために発売しているのが、縁起担ぎの切符。たとえば銚子電鉄の『本銚子行』。本調子で入試に臨めそうです。横浜シーサイドラインの『幸浦』『福浦』は幸福セットとして人気。JR四国の学駅の入場券は「入学」と読めて、5枚セットで「ご入学」とのこと。志望校への「切符」、ぜひ手にしたいものですね。
【5】タコやねずみ小僧も受験生の味方?
この他にも、タコの置物やぬいぐるみは、「置くとパス」と読んで、机に置いて勉強に励む人も多いとか。パワースポットの変わり種としては、東京両国の回向院というお寺にある「ねずみ小僧次郎吉の墓石」のかけらは、「するりと入れる」ということで、受験生に大人気ということです。
いかがでしたか? 定番の神社参り以外の縁起担ぎのほとんどは、ダジャレやかけ言葉などですが、たかが言葉遊びとあなどるなかれ。これも日本古来の「コトダマ」のパワーが宿っているかも知れません。こんなユーモアを楽しみ、肩の力を抜いて試験に挑めば、力を存分に発揮できるのでは?