東大受験のすすめ:東大独自の教育システム「進振り」の理想と現実

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東大受験のすすめ:東大独自の教育システム「進振り」の理想と現実

2015.08.07

提供元:合格サプリ No.13

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進学振分けを終えた松岡さんの体験記。高校生の東大志望理由の中でも高い順位に位置する「進学振分け(通称:進振り)」に関して、進振りの理想と現実、進振りを終えて思ったことなどを中心に展開します。

この記事をまとめると

  • 進学振分けは3年で学部を決める東大独自の制度で、東大志望者の多数が魅力に感じている
  • 東大に入学すると現実を知り、否定派になる人が多数
  • 実際に経験してみると、確かに魅力あるシステム

東大独自の教育システム、「進学振分け」とは?

皆さんは、「進学振分け」という言葉をご存知でしょうか?進学振分け(通称:進振り)は東大独自の教育システムで、2年の夏までに自分の進みたい学部を決定する制度のことです。入学時は全員「教養学部」に入学し、理系文系問わず、幅広い分野の学問を自分で選択して受講することができます。そのため、東大志望者の志望理由の上位に「進学振分けがあるから」とか「1、2年次に教養を学んだ上で専門の学部に進めるから」といった意見がランクインします。

進振りの実態? 東大入学後の本音!

このように、東大受験生にとって魅力的に映る進学振分けですが、実際に東大に入学し、半年を経過した学生たちの声を聞くと、「進振りマジイラネ」など進振り否定派が多数を占めるようになります。私の周囲もそうですし、私自身もそう思っていた時期もありました。何故入学から半年で、学生の意見は180度変わってしまうのでしょう? それは進振りの理想と現実のギャップが存在するからです。進振りで希望通りの学部に行くためには、ある程度の成績を取らなくてはいけません。さらに東大の成績評価は相対評価で、周囲との熾烈な競争にさらされます。東大生はそのような競争に辟易し、次第に進振り否定派へと傾いていくのです。

進振りを終えて……

松岡さん。現在は高校生向けのフリーペーパーを発行するサークルで代表を務めている

松岡さん。現在は高校生向けのフリーペーパーを発行するサークルで代表を務めている

私は昨年(2014年)に進学振分けを経験し、法学部に進学しました。勉強の大変さから進学振分けという制度に嫌気がさした時期もありましたが、結果として進学振分けがあってよかったのではないか、と感じています。その理由は2つあります。まず第一に競争を経験する中で、自分の得意な分野が見えてくる、ということ。この分野では勝てる、という自分の適性を知った上で専門に進むことができるのは、他の大学にはない魅力だと感じています。第二に思いもよらない進路に進むことができる、ということ。私の場合、入学当初は文学部に進学し、古典を学ぼうと考えていましたが、結局法学部に進学しています。それは法学部に所属されている先輩や法律家の方々と接するうちに私自身の考えや価値観が変化していったからです。そのような進路の、言うなれば突然の変更にも柔軟に対応できるという点も魅力です。学生に、一定の努力を要するとは言え、幅広い選択肢を与えてくれる進学振分け制度は、やはり東大の画期的な教育システムであると感じます。東大を志望される皆さんには、ぜひ進振りの現実もしっかり理解した上で、その魅力を感じ取ってほしいです。