新しい国立競技場のデザインって、どうやって決めたの?

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新しい国立競技場のデザインって、どうやって決めたの?

2015.07.06

提供元:マイナビ進学編集部

新しい国立競技場のデザインって、どうやって決めたの?

この記事をまとめると

  • 新しい国立競技場のデザインは、コンクールで選ばれたイギリス人設計士のもの
  • 大規模な建物を建てるときには「設計コンペ」が行われることが多い
  • 設計コンペでは、「建築模型アーティスト」の存在が欠かせない

新国立競技場のデザインはコンクールで選ばれた?

2020年の東京五輪に向けて、旧国立競技場が解体され、すでに新しい国立競技場の建設が始まっています。新しい国立競技場は流れるようなデザインでとても近未来的になる予定で、なんと8万人を収容できるのだそうです。

新国立競技場のデザインを考えたのは、イギリスの女性建築家のザハ・ハディド氏。建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞を女性初、最年少で受賞したことでも知られています。

このデザインは、日本のスポーツ振興団体が開催した、「新国立競技場基本構想国際デザイン・コンクール」により、世界各国から集まった46作品の中から選ばれました。デザイン性はもちろん、スポーツイベントのときに臨場感が感じられるか、コンサートなど文化的な活用ができるかなど、さまざまな角度から審査が行われたそうです。

新しく大きな建物を建てるとき、「設計コンペ」が行われることがある!

このように、新しく建物をつくるときには、設計者から案を募る「建築設計協議」、通称「設計コンペ」(設計コンペティション)が行われることがしばしばあります。誰でも応募できる公募型で行われる「公開コンペ」と、あらかじめ複数の建築家を指名して行われる「指名コンペ」があり、公共施設などはコンペによってデザインが決まることが多くなっています。

日本では、古くは国会議事堂(渡辺福三案)や日本武道館(山田守案)、東京都庁舎(丹下健三案)など、数々の歴史に残る施設を建設するときに設計コンペが行われてきました。最近では、東京メトロの銀座駅のデザインが公募されるなど、利用者参加型のコンペも話題になっています。

世界では、パリのエッフェル塔やウェストミンスター宮殿、ニューヨーク近代美術館などもコンペによって選ばれたデザインが採用されています。自分が力を入れてデザインした建築物がたくさんの人に利用されるだなんて、建築に関わる人間としてはとてもうれしいことですよね。

コンペのプレゼンに欠かせない模型をつくる職業がある?

この設計コンペでデザイン案をプレゼンするときに活躍するのが、建物の模型です。実際に建築したときのイメージを伝えるために、博物館などの資料で見ることができるような、細やかな模型をつくるのです。

この模型をつくる人を「建築模型アーティスト」と呼びます。大きなビルや競技場などは、全体のイメージを伝える必要がありますので、完成形を想像しやすくするために模型をつくります。ビルやスポーツ施設、商業施設だけでなく、新築の住宅を購入する人に対しても、建築模型アーティストの手によって模型がつくられることがあります。

完成形のイメージを伝えるため、模型は細部までこだわってつくられます。建物の外観や内装だけでなく、周辺の環境(道路や自然など)まで再現することもあるため、建築模型アーティストは手先が器用であることや設計図を読み取れるだけの知識を持っていることが求められます。

このように建築模型アーティストは、設計コンペをはじめとした建築の現場で欠かせない存在です。建築の仕事に興味があり、普段からプラモデルやジオラマなどをつくることが得意という人には、もしかすると向いている仕事かもしれませんよ。

この記事のテーマ
建築・土木・インテリア」を解説

建築や土木に関する技術を中心に学ぶ分野と、インテリアコーディネイトなどデザインを中心に学ぶ分野の2つに大きく分かれます。資格取得のために学ぶことは、建築やインテリアの設計やプランニングに必要な専門知識、CADの使い方などが中心です。どちらの分野も依頼主の要望を具体化できる幅広い知識とコミュニケーション能力も求められます。

「建築・土木・インテリア」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「建築模型アーティスト」
はこんな仕事です

建築模型アーティストはビルや住宅などの設計図を基に、建築の模型をつくる専門家だ。設計図だけでは分かりにくい建造物を模型で立体化することで、より完成品のイメージをつかみやすくする。模型には、ビルや住宅、商業施設などの建物のほか、周辺の地形を含むジオラマもあり、主にプレゼンテーション、展示、実験などに使用される。最近では、模型と一緒にコンピュータ画面に描くCGを併用することも増えている。民間の技能認定試験もあり、通信教育などで学ぶことが可能だ。

「建築模型アーティスト」について詳しく見る