F1レースのタイヤ交換、3秒もかからずにできる理由とは?

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F1レースのタイヤ交換、3秒もかからずにできる理由とは?

2015.07.03

提供元:マイナビ進学編集部

F1レースのタイヤ交換、3秒もかからずにできる理由とは?

この記事をまとめると

  • F1のレースでは、3秒もかからずにタイヤ交換が行われることがある
  • タイヤ交換を行うスタッフは、作業のスピードと正確さが求められる
  • 彼らの多くは「自動車整備士」という車のスペシャリストである

F1では、“止まっているとき”も速さを競う

カーレースの最高峰と言われる「F1」。時速300kmの速さで競う様子は迫力満点ですが、F1では「止まっているとき」にも速さを競っています。それが「ピットストップ」です。

ピットストップとは、レースの途中でタイヤ交換などを行うことです。このピットストップが遅ければ順位は下がってしまうため、各チームは日夜ピットストップを少しでも速くできるように研究と練習を重ねています。

ちなみに、F1のピットストップでは、3秒もかからずにタイヤ交換を行ってしまうことがほとんどです。一体どうやって、それほどのスピードを実現しているのでしょうか。

1台のピットストップに、スタッフ20人で挑む!

F1のピットストップでは、かつてタイヤ交換と給油が行われていました。その頃は5秒〜10秒ほどの時間をかけていましたが、2010年から給油は禁止になり、タイヤ交換のみになっています。それ以来、ピットストップはさらにスピード化。2013年には、2.05秒でタイヤ交換を行ったチームもあるほどです。

これほどスピードにこだわるF1のピットストップですから、タイヤ交換は大人数で迅速に行います。役割分担も細かく決められており、まず、1つのタイヤを担当するのは3人で、前後左右のタイヤ4本を合わせると12人。さらに、タイヤを交換するにはジャッキという装置で車を持ち上げて、タイヤを浮かす必要があります。そのジャッキ係が前と後ろで1人ずつの計2人。加えて、目印となる大きな棒を持ち、ピットにやってきたドライバーを誘導したり終了時に合図を出したりする「ロリポップマン」が1人。そのほか、トラブルが起きた際に補助するスタッフなどが数名います。合計すると、20名に近い大人数のチームでピットストップをします。

もちろん、タイヤ交換に使う道具も一級品のもので、カー用品店で売られているジャッキなどとは違い、かなり高価なものが使われています。

F1は、コンマ数秒の差を争う厳しい世界です。もし、タイヤをつけるのに少しでも手間取ってしまえば、それが順位を下げてしまいます。かといって、適当にタイヤ交換をしてしまえば、大事故につながります。その中で、スタッフたちはスピードと正確さを追求しています。

車修理のスペシャリスト「自動車整備士」

F1に限らず、カーレースでは、ピットで待つスタッフたちの腕がとても重要になります。彼らは「自動車整備士」という車のスペシャリストで、自動車の専門学校などでメカニズムや技術を学び、やがてレースカーの修理やピットストップを手がけるようになります。

自動車整備士の活躍する場はレースだけではありません。私たちが乗っている車の修理を行っている人もいます。レースに使われるものから一般の道路を走るものまで、自動車整備士の技術が、車を守ってくれているのです。

F1のピットストップをきっかけに、自動車の整備や修理に興味を持った人は、ぜひ自動車整備士の仕事ついて調べてみてはいかがでしょうか。

この記事のテーマ
自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙」を解説

陸・海・空の交通や物流に関わるスキルを学びます。自動車、飛行機、船舶、鉄道車両などの整備・保守や設計・開発、製造ラインや安全の管理、乗客サービスなど、身につけるべき知識や技術は職業によってさまざまで、特定の資格が求められる職業も多数あります。宇宙については、気象観測や通信を支える衛星に関わる仕事の技術などを学びます。

「自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「レーサー」
はこんな仕事です

レースで自動車を運転することが仕事。競技選手として、サーキットでスピードや技術、走行距離を競う。普通自動車運転免許の取得はもちろん、ライセンスも必要。国内Aライセンスがあればほとんどの国内レースに出場でき、国際C、B、A、スーパーライセンスの順で取得していく。そしてスーパーライセンスを持つ者は、F1に参加することもできる。レーサーになるには、レーシーングスクールや養成所を経てレーシングチームと契約をするのが一般的。レースで好成績を収め、スカウトされる場合もある。

「レーサー」について詳しく見る