スペースシャトルは2000年以上前に作られていた? 古代遺跡の不思議

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スペースシャトルは2000年以上前に作られていた? 古代遺跡の不思議

2015.07.02

提供元:マイナビ進学編集部

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スペースシャトルは2000年以上前に作られていた? 古代遺跡の不思議

この記事をまとめると

  • 歴史上の常識をひっくり返すような珍しい出土品を「オーパーツ」という
  • 「オーパーツ」には黄金スペースシャトルや水晶ドクロなどがある
  • 発掘された遺跡などを調査し、歴史を解明するのが「考古学」という学問

歴史の常識をひっくり返す!? 「オーパーツ」ってなに!?

人間は、これまでの歴史の中で大きく文明を進化させてきました。数年前の携帯電話よりも、最新のスマホの方が機能性に優れているのは当たり前ですよね。テレビやパソコンはどんどん軽量化していますし、病気に効く薬の開発も日々進んでいます。時代とともに、文明は進化していくのです。

しかし、そんな常識をひっくり返すような出来事が起きているのをご存じですか? たとえば、歴史を調査していくなかで、その時代の人間につくれるはずがなかったものが古代遺跡から発見されることがあります。

このように、「古代にこんなものがあるわけない」「この時代の人にこんな知識はなかったはずだ」といった物議を醸すこともある、その時代や場所にそぐわない出土品(土の中から発見・発掘されたもの)のことを「オーパーツ」と呼びます。

オーパーツとは、“Out of Place Artifacts”の略で、直訳すると「場違いな人工物」という意味です。まるで映画のなかの話みたいでワクワクしませんか? 今回は、そんなオーパーツについてご紹介します。

2000年前にスペースシャトルが開発されていた?

たとえば、コロンビアの首都ボゴタにある博物館に展示されているのは「黄金のスペースシャトル」と呼ばれるオーパーツです。これは飛行機の形をした金細工で、大きさは5cm程度。紀元前500年以上前のシヌー文化時代につくられたものなのでは、と言われています。人類が空を飛ぶすべなんてなかったはずの今から2000年以上前に、なぜスペースシャトルに似た形の人工物が生まれたのでしょうか? その摩訶(まか)不思議な存在感こそが、オーパーツの魅力です。この黄金スペースシャトルは、航空力学の専門家が鑑定し、模型による飛行実験も行われるなど、その謎を解明するためにさまざまな調査が行われています。

ほかにもオーパーツとして有名なのが「水晶ドクロ」。1927年、イギリス人のミッチェル・ヘッジスが中央アフリカの遺跡で発見した、水晶でつくられた人間の頭蓋骨模型のことをさします。制作年代は不明であるものの、このドクロを復顔した場合、マヤ人と同じモンゴロイドの顔立ちになると見られていること、1個の水晶からつくられているうえに、道具による加工跡が見つからなかったことから、古代の人にはつくることができない=オーパーツではないかと話題を集めました。

しかしこの水晶ドクロは、2008年に精密な調査が行われ、制作時期は19世紀末以降であると結論づけられました。このように発見当初はオーパーツとして注目されたものでも、最新の細かな研究により、近代以降の時代につくりだされた“偽” オーパーツであることが判明することがあります。

時代と共に事実が明らかになることも

このようにオーパーツは、それが偽物だとしても、私たちに歴史のロマンを感じさせる存在です。オーパーツをはじめとし出土品から、古代文明を想像することはワクワクするものですよね。

遺跡や遺物を発掘・調査し、当時の社会の姿を浮き彫りにしようとすることは、「考古学」という学問分野の研究につながります。考古学の研究により、はるか過去の時代の新たな歴史的事実がわかることもあります。

オーパーツをきっかけに考古学に興味をもった人は、ぜひ自分なりに歴史を掘り下げてみてはいかがでしょうか。

この記事のテーマ
文学・歴史・地理」を解説

文学は、長い歴史のなかで変遷してきた人間の生活や社会、人々の考え方や感情の変化などを、文章表現をもとに考える学問です。文献を読み解いて比較検討し、過去から現在、さらには未来に至る人間のあり方や社会について研究します。地理学や歴史学は、今日の私たちの生活や文化、経済活動などについて、基盤となった地形や気候、史実やさまざまな事象、最新の研究結果や歴史的な遺構をもとに、その成り立ちから考える分野です。

「文学・歴史・地理」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「考古学」
はこんな学問です

発掘された遺跡、遺構、遺物などを残された書物、木簡などのあらゆる情報と突き合わせながら、当時の社会の姿を浮き彫りにしていく学問である。歴史学のカテゴリーに入るが、文字で残されている情報が少ないため、物を手掛かりとして事実を明らかにすることが重要になる。研究スタイルは新しい遺跡の発掘が主になるが、科学的な分析法も常に進歩してきているため、これまでに調査された遺跡についても、再調査が行われている。

「考古学」について詳しく見る