芸術の勉強をしていなくても、アーティストになれるってホント?

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

芸術の勉強をしていなくても、アーティストになれるってホント?

2015.06.30

提供元:マイナビ進学編集部

メイン
テーマ

芸術の勉強をしていなくても、アーティストになれるってホント?

この記事をまとめると

  • 美術を専門に学んでいない人たちがつくりだす「アウトサイダー・アート」というものがある
  • アウトサイダー・アーティストは世界中にたくさんいて、その作品からは独特の感性が感じられる
  • 日本の山下清は、後にドラマのモデルにもなった

絵を描くことが好きなら、将来それを職業にできたらいいなあと思いますよね。いずれアートに関する仕事がしたくて、高校の授業で美術を選択しているなんて人もいると思います。

日本や世界で活躍しているアーティストの多くは、美術大学やデザイン系の専門学校で美術についての勉強をして、デザイン会社に就職したり、アーティストとして作品を売るなどして活動していることが多いです。ところが、中には「アウトサイダー・アート」といって、専門的に美術を勉強していない人がつくりだすアートもあります。一体どんな人たちなのでしょうか。

1.ヘンリー・ダーガー

世界一長い小説とも言われる『非現実の王国で』の作者である、アメリカ生まれのヘンリー・ダーガーは、アウトサイダー・アーティストの代表とも言われています。ダーガーは友だちも恋人もいないまま、ずっと引きこもりの生活を送っていました。『非現実の王国で』には300枚を超える挿絵があり、そのほとんどが少女の絵でした。ファンタジーなようでいて、よく見るとグロテスクな絵は、ダーガーが独学で描いていたもの。年をとって病気になったのをきっかけに施設に入りますが、死の直前にダーガーが住んでいた家のオーナーが発見するまで、誰もダーガーが絵を描いていたことは知らなかったのだそうです。

2.カルロ・ツィネリ

イタリア生まれのカルロ・ツィネリは、鳥や動物の絵が多いアウトサイダー・アーティストです。19歳の時に軍隊に入隊しますが、あまりに過酷な戦場での経験のせいで精神を病んでしまいます。精神病院に入院しながら絵を描き始めたツィネリの作風は、幾何学形態や記号、アルファベットを用いた独創的なものが多いです。色使いが鮮やかで、奇妙な造形の数々は、見た者に大きなインパクトを残すでしょう。

3. 山下清

日本にもアウトサイダー・アーティストは存在します。ドラマ『裸の大将』でも知られる山下清は、日本やヨーロッパを放浪しながら貼り絵や油彩画、水彩画、陶磁器などをつくりつづけました。ドラマの中ではコミカルでほのぼのとした人物として描かれていますが、実はものすごい記憶力と独特の感性を持っていたそう。ち密で色鮮やかな貼り絵は数々の芸術家が称賛していて、日本のゴッホとも呼ばれています。

歴史に残るアウトサイダー・アートの多くは、どこかで発表しようとしたり、売ろうとしたりして描かれた作品ではありません。だからこそ、アーティスト自身の内面がにじみ出ていますし、見る者の心を揺さぶるのでしょう。アウトサイダー・アーティストをはじめ、さまざまなアーティストの作品を見ることは、美術を学びたい人にとってはとてもいい勉強になります。美術館やギャラリーに足を運んで、たくさんの美術作品に触れることは、きっとあなたの感性を伸ばすことにつながるはずですよ。

この記事のテーマ
芸術・表現・音楽」を解説

絵画や造形、声楽や楽器演奏、演劇や芝居、マンガやアニメーションなど、さまざまな芸術分野で、表現者としての感性や技術を磨きます。近年では、活躍の場を広く海外に求め、高い評価を受けている人たちも多くいるようです。作品の制作や演習などの実技はもちろんのこと、それを裏打ちするために専門分野の歴史や理論の授業も行われます。そのため、アーティストとして作品を発表する以外に、指導者や研究者としての道もあります。

「芸術・表現・音楽」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「美術」
はこんな学問です

芸術の創作者または評論者としての知識と技能を学ぶ。領域としては、平面、立体といった区分けに加えて、現在ではデジタルメディアも含まれる平面では油彩画、水彩画、日本画、立体では彫刻、彫塑が主なジャンルとして挙げられるが、伝統的な手法によらず、素材を混合した作品や、観客参加型のパフォーマンスを作品とする場合もあり、表現は広範囲に及ぶ。学校では技能だけでなく、画材の専門知識、美術史も学び、理論と実践の両面で専門性を高める。

「美術」について詳しく見る