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アメリカで頻発する巨大竜巻の謎。徹底解明!

2015.06.26

提供元:マイナビ進学編集部

アメリカで頻発する巨大竜巻の謎。徹底解明!

この記事をまとめると

  • 近年、日本でも竜巻が多発するようになっている
  • アメリカでは、竜巻対策として家庭用シェルターも普及している
  • さまざまなデータを基に研究することで、被害を最小限に抑えることができるはず

日本でも増加中! 竜巻はなぜ起こる?

みなさんは「竜巻」と「台風」の違いをご存じですか? 毎年日本にやってくる台風と比べると、あまりなじみのない竜巻のことは、すぐには想像できないかもしれません。

竜巻と台風の一番の違いは、竜巻の方が、渦の大きさや移動距離が小さいということです。しかし一方で、竜巻が巻き起こす風は台風よりもずっと強いもので、ひとたび発生するとものすごいパワーであらゆるものを巻き込み、一瞬のうちに甚大な被害を及ぼす恐ろしいものです。近年では、日本でも竜巻が発生するケースが増えています。

では、竜巻はどのようにして起こるのでしょうか?

アメリカで竜巻が多発する理由とは?

竜巻の発生のしくみは台風と同じで、空気が暖められたことによってできた水蒸気が雲になることで生まれます。発生時、雲の底の方から漏斗雲(ろうとうん)と呼ばれるラッパのような形をした雲が、地上に降りてくる形になります。そして空気を次々と吸い上げて渦巻きを作るのです。この渦巻きが集まることで、回転するスピードが加速して、地上にあるものを何もかも吸い上げてしまう竜巻をつくりだします。

世界中で発生している竜巻のうち、一番強い竜巻が発生するのはアメリカです。アメリカは強さだけではなく、巨大な竜巻が発生する回数も多く、1年間で約800個もの竜巻が発生しています。

その理由として、空と地上の温度差が大きい地域であることが挙げられます。竜巻の被害が多いアメリカの中西部は、北極からの寒気団とカリブ海からの暖気団が衝突する地域といわれています。北からの冷たい空気が入り込み、昼間の気温が急上昇したときに、大気の状態が不安定になり、積乱雲が発達しやすい状況になります。その他にも、アメリカは標高の高い山が少なく、平地が広大というのも要因の一つとされています。周囲に山々がなければ、竜巻が発生するときに、周辺から風が集まってきやすいということです。

環境学の研究によって、災害の被害を少しでも防ぐことができるかもしれない

アメリカで近年起きた大きな竜巻の被害としては、2011年に、まず4月14日から16日にかけて観測史上もっとも多い241の竜巻が14州で発生、さらに同月25日から28日にかけてアラバマ州を中心にアメリカ南部や東部の各州で425以上の竜巻が発生したことがありました。こうしたアメリカの竜巻多発地域では、その被害から身を守るためにシェルターを自宅に設置している家庭もあります。こうした家庭用シェルターの普及させるために、その設置費用は連邦危機管理庁が行っている減災対策補助制度の対象となっており、約75%程度が補助されているところもあるようです。

竜巻などの自然現象を研究することは、災害対策につながります。このように、人間の生活を襲う自然災害をはじめ、複雑な地球環境への対応を研究する学問を「環境学」と言います。環境学の力を生かせば、さまざまなデータを基に、災害の被害を少しでも防ぐことができるかもしれません。

決して他人事ではない自然災害について、より専門的に学ぶことで世の中の役に立ちたいと思う人は、環境学について詳しく調べてみてはいかがでしょうか。

この記事のテーマ
地球・環境・エネルギー」を解説

私たちの暮らす地球では、火山噴火、地震、台風、干ばつなど、人類にとっては有害な現象がいまも続いています。こうした現象を研究・解明し、うまく折り合いをつけていくことが必要です。また、豊かな生活を求めるあまり、限りある地球資源を枯渇させてしまったり、自然環境を破壊してしまうことは、人類の絶滅を意味します。こうしたことを防ぐためには、技術系の学問だけではなく、政治や行政などに関する幅広い知識も必要な分野です。

「地球・環境・エネルギー」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「環境学」
はこんな学問です

人と地球環境の密接な結び付きを理解し、自然科学と人文・社会科学の知識を合わせ、人が自然と共存し、持続可能な発展をめざす学問である。個別の研究テーマは多岐に分かれており、人と自然を一連のシステムと捉えて環境問題の解決策を研究する「環境システム学」、主に都市と自然と人の調和を図る建築・インテリアを研究する「環境デザイン学」、複雑化する地球環境に対応するために地理学・環境生態学・情報科学を駆使する「地理学」などがある。

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