ごみを34種類に分別する町が徳島県に! そんなに分別する理由とは?

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ごみを34種類に分別する町が徳島県に! そんなに分別する理由とは?

2015.06.25

提供元:マイナビ進学編集部

ごみを34種類に分別する町が徳島県に! そんなに分別する理由とは?

この記事をまとめると

  • ごみを分別するのは、資源として再利用する、有害物質が出ないようにするなどの理由がある
  • 徳島県の上勝町では、ごみを34種類に分別している
  • 私たちの生活と地球環境との関係は、「環境学」で学ぶことができる

ごみを分別する理由って?

家や学校でごみを捨てるとき、ごみの種類ごとに別のごみ箱に捨てていますよね。どこまで分別するかは地域によって差がありますが、みなさんも普段は燃えるごみ、燃えないごみ、ペットボトル、資源ごみ……といった分け方でごみを捨てているのではないでしょうか。

ごみを分別する理由はいろいろあります。私たちがごみだと思っていても、その中にはリサイクルできる資源がたくさん含まれています。たとえば、古紙やアルミ缶、ペットボトルなどは分別して捨てることで、再利用することができます。せっかく再利用できるものを分別せずに捨ててしまうと、どんどんごみが増えて、ごみを捨てるための施設や埋立地などを増やしたりしなければなりません。

また、燃やすときに有害物質を出し、焼却炉を壊す原因になってしまうごみもあります。環境を守る意味でも、ごみはきちんと分別する必要があるのです。

ごみを34種類に分別している徳島県・上勝町

このようなごみの分別について、徳島県・上勝町(かみかつちょう)の試みが世界から注目を集めています。上勝町では、未来の子どもたちにきれいな空気やおいしい水を残す「ごみゼロ宣言」のもと、なんと、ごみは34種類に分別。さらに、そのごみは収集車が回収しにくるのではなく、住民たちが自分たちの手で「ごみステーション」と呼ばれる処理施設に運びます。

そのごみステーションには、ごみの種類ごとにコンテナが置かれており、そのごみをリサイクルするとどうなるのかが書いてあります。たとえば、金属製のキャップのところには「リサイクルされて建築資材に。リサイクル品で作ると65%エネルギーが節約でき、大気汚染物質が85%減少する」という表記がされています。自分が捨てたごみがどうなるのかを知ることで、「ごみを捨てる」ということへの理解が深まるのです。

他にもごみステーションには、町民が使わなくなったものや着なくなった服を自由に持ち込むことができ、また不要品の中で欲しい物があれば自由に持って帰ることができる施設も併設されています。ごみステーションは、上勝町のごみを減らし、再利用するための中心地となっているのです。

ごみの分別が地域によって違うのはなぜ?

上勝町では34種類に分別していますが、ごみをどこまで分別するかは地域によって異なっています。本来は分別しなければいけないはずのごみを処理能力が低い焼却炉で燃やすと、有害物質が発生したり、焼却炉が傷んでしまったりすることがあります。また、焼却炉の能力は、所有している自治体ごとで差があるため、プラスチックを燃えるごみとして出せる地域もあれば、別のカテゴリーとして分別しなければいけない地域もあるのです。

なお、上勝町が34種類にも分別しているのは、焼却・埋め立てされる数種類を除き、細かくリサイクル業者に回収させて、それぞれを「資源」として活用するためです。住民が自らの手でごみを分別してごみステーションまで持って行く上勝町の試みは、画期的な方法であるだけでなく、捨てられたゴミもしっかりとリサイクルされて生まれ変わっているのです。

このようなごみとそのリサイクルなどの問題は、人間の生活と地球環境との関わり方を考える「環境学」という学問で学ぶことができます。私たちが環境に配慮したごみ捨てやリサイクルを心掛け、地球の豊かな自然を未来に残していくためにも、「環境学」を通して環境について関心を広げてみてはいかがでしょうか。

この記事のテーマ
地球・環境・エネルギー」を解説

私たちの暮らす地球では、火山噴火、地震、台風、干ばつなど、人類にとっては有害な現象がいまも続いています。こうした現象を研究・解明し、うまく折り合いをつけていくことが必要です。また、豊かな生活を求めるあまり、限りある地球資源を枯渇させてしまったり、自然環境を破壊してしまうことは、人類の絶滅を意味します。こうしたことを防ぐためには、技術系の学問だけではなく、政治や行政などに関する幅広い知識も必要な分野です。

「地球・環境・エネルギー」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「環境学」
はこんな学問です

人と地球環境の密接な結び付きを理解し、自然科学と人文・社会科学の知識を合わせ、人が自然と共存し、持続可能な発展をめざす学問である。個別の研究テーマは多岐に分かれており、人と自然を一連のシステムと捉えて環境問題の解決策を研究する「環境システム学」、主に都市と自然と人の調和を図る建築・インテリアを研究する「環境デザイン学」、複雑化する地球環境に対応するために地理学・環境生態学・情報科学を駆使する「地理学」などがある。

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